3年ぶりに会うお友だちと公園へ
子育て支援センターで仲良くなったママ友とは、子どもが通っている園は違うものの、ずっと連絡を取り合っていました。
コロナ禍もありタイミングが合わず、久しぶりに会うことになったのはなんと3年ぶり。子どもたちを連れて、大きい公園で遊ぶことになりました。
揉めたり仲良く遊んだりを繰り返し…
3年ぶりなので子ども同士が覚えているはずもなく、最初に公園で会ったときは、ぎこちない雰囲気の2人。しかし徐々に仲良くなり、親は安心していました。
ボールで遊びたいわが家の長男と、ボールを椅子代わりにして休憩したいママ友の息子さんとで口論になったり、お菓子の取り合いでケンカになったりと、揉めることもありました。
しかし、揉めたあとはすぐに一緒に遊び始めるので、問題はないと思っていたのですが……。
最後に息子がまさかの捨てゼリフ!?
帰り際、長男が車のチャイルドシートに座りながら、まさかの「楽しくなかった」と発言。ママ友とその息子さんもしっかりと長男のひと言を聞いていました。
私は慌てて「仲良く遊んでいたじゃない! 楽しかったくせに」と言ったものの、長男は無反応。ママ友に平謝りするしかなく……。後味の悪い公園遊びとなりました。
長男に話を聞くと、ママ友の息子さんは遊びに誘っても休憩ばかりで、自分はもっともっと遊びたかったとのこと。私からしたら十分遊んでいたと思うのですが、長男には物足りなかったよう。それでも最後に「楽しくなかった」と捨てゼリフを吐くのは、相手を嫌な気持ちにさせてしまうということを長男に話し、次からは「一緒に遊んでくれてありがとう」と伝えるようにしようと約束しました。親としては、ヒヤヒヤした出来事でした。
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イラスト/森田家
著者:鬼頭いちか
5歳と2歳の男の子の母。パワフルな義両親と敷地内同居中。貿易関連の資格を多数保有。