<「びっくりママ友物語」あらすじ>
幼稚園の園庭開放イベントで出会ったれも山さん、めろ田さん、もも里さん。3人は、子どもの誕生月が同じこと、ママたちの歳が近いことから仲良くなりました。
子どもの写真入りグッズのネット販売をしているれも山さんは、もも里さんとめろ田さんにキーホルダーをプレゼント。それを見たもも里さんの義妹が自分も欲しいと言い出し、もも里さんはれも山さんがやっているネットショップを調べてみることに。
すると、そこにはもも里さんの娘さんの写真が……。
どうしてうちだけ……?
もも里さんがネットショップを見てみると、そこのキーホルダーやカレンダーなどの商品サンプル写真には、もも里さんの娘さんの写真が無断で使われていました。さらには名前や身長、体重などの個人情報までも勝手に掲載されていたのです。
さらに、リンクから日記を見ると仲良し3家族で出掛けた写真から、めろ田さん一家は切り取られていました。
“どうしてうちの娘だけ……?”
子どもの写真が勝手に使われているのを発見したもも里さんですが、れも山さんにはなかなか言い出せずにいました。ママ友関係は壊したくないけど、子どもの画像が今もネットでさらされていると思うと気が気でないもも里さん。
そんな考え事をしていると、ばったりれも山さんに会いました。
“ざわっ……”娘を撮影するシャッター音に思わず
ネットショップの件がバレているとは知らないれも山さんは、いつも通りに話しかけてきます。子どもたちが仲良く遊んでいる姿を見ていると、もういっそこのままスルーしてしまおうか。という考えが頭をよぎるもも里さんですが……。
子どもたちを撮影するれも山さんのシャッター音を聞くとざわっとしてしまい「この後、時間ある?」と、もも里さんはネットショップの件を話すことを決意しました。
試しにちょっとだけ……
もも里さんが「なんで娘の写真を使ったの?」と聞くと、れも山さんは、しばらく黙って「実は……」とゆっくりと、話し始めました。
れも山さんはネットショップの売り上げを見て、ため息をつく日々だったそう。
そんなとき、あることを思いついたようで……。
「もも里さんのところのアンちゃんってやっぱりかわいいよね。試しにサンプル画像をアンちゃんに変えてみよう」と思いついた、れも山さん。
なんとれも山さんは、軽いお試しのつもりで写真をもも里さんの娘さんに替えたのでした。
このようにれも山さんの自分勝手な行動に対して、読者から多くの声が寄せられました。
犯罪に巻き込まれちゃうような内容載せてるのに
●当時はそんなにネットリテラシーとかプライバシーとか問題視されなかったのかな。(中略)こっそりやってるって事は本人もネットに写真載せるのはやばいって分かってるのかな? (中略)私なら削除命令出してもらって今後一切関わらないし返せっていうならキーホルダーも返すわ。下手したら犯罪ですよ。
●やっと築き上げたママ友との関係なんだろうけど…、こういう人にはハッキリとNo!と言わなきゃまずは伝わらない。
自分の娘が犯罪に巻き込まれるかも知れない状況で、自分の意思が言えないのは親としてはどうなのか。一応勇気出して話する事にした様だけど、ブログの方で他のママ友の部分を切り取りして載せてるあたり一筋縄ではいかなそう。
こういう場合は水掛け論にならない様に、ボイレコは必須だから作戦練って話した方がイイのだが…。まあ今回は不意打ちだから、逆に相手のは油断してるだろうから自爆してくれそうでもあるけど。
ブログに載せただけではなく、勝手に商品画像のサンプルとして他人の子どもの写真を使用していたれも山さん。
れも山さんには自分の行動で、子どもに何か悪影響を及ぼすかもしれないと意識を持ってほしいですよね。
はっきり言わないと、今後の生活に支障がでる!
●試しにって…。自分の娘の素材じゃ売上が、微妙だったんだとしても無断使用が許される訳ではない。(以下省略)
●いや、自分の子供の写真つかいなよ。
回り回ってどこで悪用されるかもわからないことに他人を巻き込むなんて迷惑でしかない。
●試しに、じゃねぇよ!写真を使うなら、何よりもまず許可を取って!!
自分の子どもの写真をサンプル画像に使っても売り上げが伸びなかったれも山さんは、試しにかわいいもも里さんの娘のアンちゃんの写真を勝手に使ってしまいました。理由は、美容室に行きたいなど、自分に使えるお金が少ないことに対する不満から。
今の時代、SNSやネット上にあげた写真を悪用される事件も多くあります。大事な子どものこれからを守るためにも、「意外と身近に危険が潜んでいる」という危機感を持ってネットリテラシーについて勉強していかなくてはいけませんね。
このようにコメント欄には、れも山さんの自分勝手な行動へのコメントが寄せられました!
『びっくりママ友物語』ぜひ読んで、皆さんのご意見も聞かせてくださいね!