子どもには積極的に声がけを
私は、日ごろからわが子に感謝の気持ちを込めた声がけをおこなっています。まだ言葉を話すことができず、会話の内容も理解できないような赤ちゃんのときから、たびたび「生まれてきてくれてありがとう」「ママはあなたに会えてうれしいよ」と伝えるようにしています。
このように実際に声に出してみると、子どもが生まれてきてくれてよかったと改めて実感することができ、私自身も幸せな気持ちになれるのです。
夫には感謝を伝えられているだろうか
子どもへの声がけを日常的におこなっているうち、私は「生まれてきてくれてありがとう」「私と出会ってくれてありがとう」「一緒にいてくれてありがとう」といった感謝の言葉を、子どもだけでなく夫にもしっかり伝えられているだろうかと思うようになりました。
そもそも、夫と出会い結婚して子どもが生まれたからこそ、今、私はこうして幸せを感じられているわけです。この幸せは夫がいなければ得られなかったものだと考えると、子どもにお礼を言うと同時に、夫にも「生まれてきてくれてありがとう」などと、感謝の言葉をもっと積極的に伝えたほうがよいのではないかと考えたのです。
面と向かって伝えるのは恥ずかしくて…
こうして、私は子どもだけでなく夫にも「生まれてきてくれてありがとう」と伝えたいと思うようになったのですが、結婚生活も長くなり、今さら面と向かって夫に「生まれてきてくれてありがとう」と言うのは、なんだか少しだけ照れくさい感じがしてしまいました。
夫に伝えたところで「今さら何を言っているんだ」と言われそうな気もします。けれど、いつかはちゃんと言葉にして伝えたい。そのためにも、まずは「生まれてきてくれてありがとう」の気持ちを何かしらの表現で伝えようと思い立ちました。
まだ夫には「生まれてきてくれてありがとう」と口頭では伝えられていないものの、誕生日や記念日などのタイミングで夫に手紙を書くなどして、今では少しずつ感謝の気持ちを伝えられるようになってきました。日ごろ仕事を頑張ってくれているお礼や、いつも一緒にいてくれる感謝の気持ちとともに、「生まれてきてくれてありがとう」と手紙に書くようになってから、夫も私に対して「ありがとう」とお礼を言ってくれることが増えたように感じます。
手紙では「生まれてきてくれてありがとう」と夫に伝えられるようになったので、いつかは面と向かって伝えられるようになりたいです。わが子が大きくなったときに「お母さんとお父さんはいつも仲よしだね」と言ってもらえるような、愛に溢れた夫婦関係を築くことができたら良いなと思っています。
著者/nanoka22
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