出産育児一時金は振り込まれた?
実家に戻らず、麦ちゃんと3人の生活をスタートした小梅。両親や姉、義父母のサポートもあり、無理する事なく20日が過ぎました。授乳して娘が寝たタイミングで小梅も寝ようとしたところ、久しぶりに夜の営みを再開しよう!とやっくんが話しかけてきました。小梅は、まだ1カ月検診も終わってないし、赤ちゃんのお世話でそんな体力がないと話します。するとやっくんは不機嫌になり、「出産ぐらいでオーバーだ!」と怒って寝室へ。そして出産から2カ月。小梅の体のことを労ってくれず、育児にも関わらない夫のグチをママ友に話します。そんなやっくんに、今回新たな疑惑が浮上します……。
※出産一時金→正しくは「出産育児一時金」です(以下同)
そろそろ、出産育児一時金の入金があるころだと思った小梅は、やっくんに入金があったかと尋ねました。出産育児一時金は出産のお祝い金で臨時収入だと思っていたやっくん。小梅が分娩費用の補助だと説明すると、焦り始めます。産院にかかったお金は小梅の口座から払っていたので、振り込まれたお金を入金して欲しいと話すと無言に……。小梅が問い詰めると、自分の車に使ったと白状。またも小梅の怒りが爆発します。
出産育児一時金を自分の趣味に使ってしまったやっくん。小梅は、妻のこと麦ちゃんのことを大切に思っているのかと問いかけます。麦ちゃんに至っては、お腹から出てきて「はい!あなたの娘です」と言われても実感がないと答える始末。男親は赤ん坊の世話なんてわからない、逃げてる訳じゃないと話します。
一方の小梅は、「出産した途端、お母さんだからと役割を押し付けられ、初めての子育てなのにひとりじゃ心細い!なんで結婚したのにひとりなの!」と、これまで溜まっていた思いをぶつけました。もう嫌だ!と家出した小梅に、戸惑うやっくんでした。
出産育児一時金をお祝い金だと理解した上で、自分の趣味に使ってしまうとは……。名付けのときと同様、ここでも小梅に相談のなかったやっくん。小梅が逃げ出したくなる気持ちも分かります。いつまでも息子気分のやっくんですが、早く父親になって欲しいですね。
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