最近、義妹が結婚しました。そこで私にこんなことを聞いてきたんです。「ブライダルチェックってした方がいい?」と。そもそも初めて聞く言葉に「なにそれ?」と聞き返してしまいました。今回は、義妹から聞いたブライダルチェックの様子など、最近の花嫁事情をお伝えします。
ブライダルチェックって?
ブライダルチェックとは妊娠や出産に影響を与える疾病の有無を結婚前にチェックすることなのだそうです。子宮がん検査をはじめ、卵巣のチェック、血液検査、性感染症検査などが受けられるとか。義妹に教えてもらわなければ知らずにいたかもしれません。
そういえば私の友だちで結婚前に産婦人科でいろいろ検査をしてもらった、という話を思い出しました。結婚という節目に自分の身体を知っておこうと受診する方が増えているようです。
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初めて行く産婦人科に躊躇している義妹
義妹は結婚してすぐに子どもがほしい様子でした。そのことから事前に体に異常がないかを確認しておきたいようです。とてもいいことだと思い、すすめてはみたものの「産婦人科に行きにくい」と躊躇していました。
たしかに今まであまり行ったことのない産婦人科へ足を運ぶのって勇気がいることだと思います。しかし婦人系の疾患や妊娠が分かればいずれ行くことになる産婦人科。予行練習にもなるから行ってみたら?と、義妹の背中を押しました。
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ブライダルチェックを受けてみた結果
義妹は勇気を出してブライダルチェックを受けに行きました。初めて経験する内診は恐怖だったそうですが、思っていたより早く検査が終わり安心したようです。検査結果は異常なし。妊娠できる体なのか不安だったのが解消されたと言っていました。
義妹に聞いたところ、ブライダルチェックで疾病が見つかる方が1~2割もいるそうです。自分は大丈夫と思い込まずに検査をしておくと安心かもしれません。
たとえ疾病が見つかったとしても、当然ながら治療は早い方がいいですよね。早期発見、早期治療をするには「検査」が必要。結婚や妊娠を考えるタイミングでブライダルチェックを受けに行くのもいい機会だと思いました。(TEXT:ママライター田中由惟)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。