予定通りにいかずイライラするりなは、「も〜いい。このままこの家で暮らす」と言い出します。さえは猛反対しますが、母にも「家が決まるまでは……」と説得されます。
しかしさえは、「それなら私が出て行く」と宣言。さえの言葉に「ラッキー♡ そのまま家賃も払わせちゃえ。もし払わなくてもお母さんに泣きつけばいいや」とりなは、自立する気がまったくありませんでした。
そして、以前からSNSでチェックしていた、夜のお店で働く“まひまひ”という男性のことを思い出し……。
生後間もない乳児を置いて夜の街へ…!?
※「メンコン」:メンズコンセプトカフェの略称。
「あっ、そーだ! 家決まった祝いで、今夜まひまひに会いに行こ♡」
そう思い立ったりなは、キキちゃんの世話を母にお願いしますが、ボーイズバーに行くと知ったさえは、ブチ切れ。
「何言ってんの!? キキちゃんを置いてそんなところ行っていいわけないでしょ!?」
さえの言葉は届かず、「1カ月もどこにも行ってないんだよ? 母親は息抜きすることすら許されないわけ?」と逆ギレするりな。
「息抜きするなとは言ってないでしょ!?」
行く時間や場所を考えるよう伝えるさえですが……。
「お姉ちゃんに独身だからわからないと思うけどさぁ、もっと母親に思いやり持って? 職場で嫌われてない? 大丈夫そ?」と、りなの嫌みは止まりません。
「あんたみたいな女がいるから、真っ当な女たちが不当な差別を受けるんだよ!!」
声を荒らげるさえは、「私の家にいるうちは、子どもを置いてホストなんて許さない!」と続けます。
ふたりの口論を聞いていた母は、「もういいよ、お母さんが見ておくから」とりなを遊びに行かせると言います。
不本意ではありながらも、「あの子には何を言っても無駄なのよ」と諦めていた母。そして、「ごめんね、お姉ちゃん」とさえに謝罪しました。
「被害者は私とお母さん……悪いのはりなだから……」とさえは頭を抱えるのでした。
新生児のわが子を置いて、夜のお店へ出かけようとしたりな。子育てをする親にとって、つかの間の息抜きは、笑顔で子育てをするためにも必要な時間ですよね。しかし、ボーイズバーやホストとなると、家族の立場であれば引き留めたくなる気持ちもわかります……。
皆さんはわが子が幼いとき、息抜きに足を運びたいと思った場所はどこですか?