当時、小学校の教員をしていた私は、その日も朝からバタバタと働いていました。
午前中の授業を終えて生徒たちと一緒に教室で給食をとったあとは、職員室に戻ってしばし休憩。その後は、午後の授業に備えてプリントを印刷するなどの準備をしていました。そして午後の授業が始まる直前になって、職員室を出て教室へと向かっていたとき……経血がドロッと漏れ出た感覚があったのです。
急いで女性職員用のトイレに駆け込むと、予定より少し早く生理がきていました。しかし、授業開始のチャイムはあと1分もしないうちに鳴ってしまいます。これでは職員用ロッカーにポーチを取りに戻ってナプキンをつける時間の余裕などありません。そこで私は、仕方なくトイレットペーパーをぐるぐる巻きにして下着の上に装着。次にいつトイレに行けるかわからないので、これでもかというくらいの大量のトイレットペーパーを巻きつけました。
下着がこんもりとして動きが制限され、とても歩きづらくなりながらも急いで教室へ。その後はガニ股になりながらも、なんとか午後の授業を乗り切りました。
当時は毎日忙しかったのもありますが、私は生理周期をきちんと把握できていませんでした。今は生理管理アプリを使って生理周期を把握し、生理前日くらいから小さめのナプキンをつけておくようにしています。
原案/KTさん
作画/モリナガアメ
監修/助産師 松田玲子
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