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紙ナプキンでかぶれる…不快だった生理が布ナプキンで快適に!予想外に良いことも!【体験談】

生理中、紙ナプキンで肌がかぶれていた私。その状況を改善したくて、たどり着いたのが布ナプキンです。外出先では交換後に持ち帰ること、洗濯が面倒などありましたが、慣れればなんのその。紙ナプキンを装着したときの不快感に比べれば雲泥の差でした。そして、布ナプキンにすることによってたくさん良いこともありました。布ナプキン歴10年の私の快適なナプキン生活をご紹介します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師駒形依子 先生
産婦人科 | こまがた医院院長

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
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初めての出産で布ナプキンを知る

初めての出産。悲喜こもごもありましたが、私にとって産後の出血(悪露)はつらく悲しいものでした。

 

病院から配布された紙ナプキンを退院後も使用し、特に何も感じることなく過ごしていましたが、産後2週間がたつころから、ナプキンと肌が当たる部分に不快さを感じるようになってきました。そして、どんどんかゆくなっていき、かゆみが痛みに変わり、寝られないほどに……。

 

産婦人科で塗り薬を処方してもらってもまったく効かず、飲み薬は産後だから控えるようにと処方してもらえず、ひたすら痛みと闘う日々。なんとかこの状況を変えたくて、調べに調べて産後1カ月後に布ナプキンにたどり着きました。

 

オーガニック生地のやさしい肌触りの布ナプキンは使用1日目にして、肌の痛みを軽減してくれました。産後の出血が2カ月近く続いたこともあり、布ナプキンに出合わなかったら精神的に折れてしまっていたかもしれないと思うほどです。

 

子どもが生理のことを理解

夫と子どものイメージ

 

布ナプキンを使っていることを周りに伝えた際、よく聞かれるのが「洗うのが面倒ではない?」ということです。たしかに手洗いしたり、家族の服とは別に洗濯機を回したりする手間はありますが、慣れてきたら、私の場合は面倒だとは思いませんでした。

 

むしろ、その洗う一連の行為を見ていて、私が生理中であることを子どもや夫が察知してくれて助かっています。子どもが「ママは今生理中で体がいつもよりつらいからお手伝いしよう」と言ってくれたり、休みの日は夫が子どもを連れ出して、私がゆっくりする時間を自然と作ってくれたりしています。

 

また、わが子は小学生低学年の女の子ですが、生理について理解しているほうだと思います。私が教え込むのではなく、私がナプキンを手洗いする姿を見て、子どものほうから「なんで血が出るの?」や「なんで私は血が出ないの?」など疑問に思ったことをどんどん聞いてきます。

 

私から「生理とは……」という話をしなくても勝手に学んでくれるので、洗濯は手間がかかりますが、それ以上のプラスの面が大きいなと感じます。

 

 

布ナプキンにしたことで良いことがたくさん

デリケートゾーンのイメージ

 

使用を続けるとそのほかにもうれしい誤算がありました。布ナプキンを使用してよかったなと思ったことは次の2点です。

 

①生理中の臭いの軽減

生理中の経血の臭いは悩みの1つでした。悩みを相談した婦人科の先生いわく「本来、経血は無臭。臭いのもとは雑菌だから、頻繁に取り替えることが大切」とのこと。布ナプキンにすると自然に取り替えようという意識が芽生え、臭いの軽減につながりました。

 

②買い置きが必要ない

紙ナプキンを使用していたころは、常にストックは気にしていて在庫切れが起こらないように注意をしていました。それでも結婚してから一度だけ在庫を切らしたことがあります。月経痛がひどい私は自力で買いにいくことができず、夫に頼んだことがありました。夫は、ナプキン購入時に店員さんから変な目で見られて嫌な思いをしたらしく、二度とナプキンは買わないと言われました。

 

それからは余計にストックに関して神経質になっていましたが、布ナプキンに替えてから一気にその悩みは解消。在庫を気にすることなく快適な生理中を過ごしています。

 

まとめ

生理中は不快で気持ちが落ちてしまうことも多かったのですが、布ナプキンを使用するようになって、自分の体を見直すことができたと思っています。布ナプキンを使用する前は、何も考えずにただ不快だと思っていた生理。布ナプキンに変えて、自分の体と向き合うようになり、経血の出るタイミングがわかるようになりました。また、臭いの原因が経血ではないという知識を得ることができました。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

 

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著者:徳 衿唯

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