しろみちゃんの伯父さんの家の庭で、祖父母の古希を祝うパーティーを開くことになりました。親戚一同で持ち寄った食べ物を並べていると、勝手に親子がパーティー会場に乱入。よく見るとそれはアカリさんと娘のマミちゃんでした。
「近くで遊んでいたらたまたまボールが入っちゃって~」と言い訳をしながら、2人は勝手に食べ物に手を伸ばします。しろみちゃんのお母さんや伯父さんに「お引き取りください」と言われても、アカリさんは「あ、そうですか」と聞き流すだけ。
さすがに今回のパーティーの主役である祖母も黙っていられなくなり、「なぜ突然現れて料理を召し上がっているのですか?理解ができないので、わかるように教えていただけますか?」とぴしゃり。祖母の言葉にアカリさんは言い返せず、その日は帰っていきました。
パーティーの一件から数週間後にまたしても事件が勃発! 近所に住むいとこの家で夕飯をご馳走になることになったしろみちゃん親子。そこでもアカリさん親子がひと悶着を起こし……。
「卑しくてみっともない…」とんでも親子の衝撃行動
夕飯まで時間があったので、しろみちゃんといとこは家の門の前でシャボン玉遊びをしていました。すると、しろみちゃんの目の前にマミちゃんが突然現れます。いつ、どこからついてきたのかわかりませんが、「少しだけね」と伝えて一緒に遊ぶことに。
遊んでいると、いとこのお母さんから「ごはんできたわよ!」と子どもたちを呼ぶ声が。マミちゃんは帰るのかと思いきや、どさくさに紛れて何食わぬ顔で食卓につきます。そして、目の前にあった山盛りのチキンを手づかみでがっつき始めました……。
これにはしろみちゃんのママたちもドン引き! 爆食いを止めようとすると、 マミちゃんから「ママがたくさん食べてこいって……」と衝撃のひと言が。そしてインターホンが鳴り、そこにはアカリさんが立っていたのです。ずかずかと上がりこんだアカリさんは部屋を物色し、テーブルの上にあったケーキを見つけるやいなやマミちゃんに食べさせたのです。
怒りが頂点に達したしろみちゃんのお母さんは「ケーキも食い散らかした食べ物も弁償してください!」と伝えますが、反省する様子のないアカリさん親子。しまいには「今度PTAの集まりでみなさんから意見を聞かせてもらうから!」と逆ギレする始末。しろみちゃんのママに「泥棒と同じですよ?」と言われたことが気に食わなかったのか、顔を真っ赤にしながら帰って行きました。
マミちゃんの驚くべき行動はアカリさんの指示によるものでした。人の家に勝手に上がり込んで、料理を買ってに食べてしまうマミちゃんの行動は許されることではないでしょう。しかし、ある意味マミちゃんも被害者なのかもしれません。アカリさんの異常な行動を注意し、止めてくれる人が現れるといいですね。
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