「俺は血の繋がりない部外者やから、黙っとけってことか」
瓜田チャリさんに逆ギレする毒太。
お父さんが湯灌の儀を終えても、瓜田チャリさんと毒太は険悪なムードのまま……。
そんななか、毒太のケータイに社長から電話がかかってきました。電話に出た毒太は何か焦った様子で……?
毒夫が社長に言われたありえない提案に妻は…
社長と電話で話す毒太を気づかい、離れてそっとしておく瓜田チャリさん。
すると電話をしながら毒太が話しかけてきました。
「社長の親戚が花屋やってるから……よかったら棺に入れる花をって……」
まさかの相談に不倫女のことがフラッシュバックする瓜田チャリさん。
「社長の親戚の花屋て、どこの誰やねん」
瓜田チャリさんにそう言われ、真っ青になりながら
「俺知らんやん……」
と言い訳する毒太。
「知らんわけあるか! 誰かわかるやろ!」
何もなければ、心やさしい社長の提案はありがたいもの。しかし、その社長の親戚の花屋とは、明らかに毒太と不倫していた中川ゆりのこと。社長には丁重にお断りして、瓜田チャリさんにはこの話を耳に入れないようにすれば誰も傷付かず、嫌な思いをしないのに……わざわざ相談するなんてありえませんね。