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「変な子!いらない!」順番や列を覚えるのが苦手な息子にかけられた残酷な言葉 #学校に行きたくない 9

「学校に行きたくない」第9話。ねこじまさんの長男・まっちくんが小学1年生のときのお話です。入学式のときから「早く帰りたい」と連呼していたまっちくん。4月に入学してからすぐ、「学校に行きたくないよぉ」と登校しぶりが始まりました。

まっちくんが教えてくれた理由の中には、慣れていけば解決しそうな問題だけでなく、音に関する問題もありました。普段の様子からも、まっちくんは音に少し敏感なところがあると、ねこじまさんは感じていたそうです。

幼稚園年長の終わりごろ、特定の物を持って、それをずっと眺めながら同じ直線を何度も行ったり来たり走る常同行動(※)の頻度が増えたこともあり、発達検査を予約していました。しかし予約待ちのため、検査する前に小学校へ入学することになったのです。

(※)常同行動:一見すると目的もなく、一定の行動(動作)を繰り返しおこなうこと

 

無理をしない範囲で行けるときだけ登校し、4月が終わろうとしていたある日、まっちくんがクラスの女の子から「変な子」と言われ、砂をかけられるという事件が起こりました。

 

驚いたねこじまさんが詳しく話を聞いてみると……。
 

お母さんの予想では…

 #学校に行きたくない 9

 

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 #学校に行きたくない 9

 

「順番や列を覚えて並ぶこと」が小さなころから苦手だったまっちくん。
場所がわからなくなって迷ってウロウロしているまっちくんに対して、不満に思っていた子が「変な子」と言ってきたのではないかと、ねこじまさんは推測しました。

 

ただ、まっちくんはふざけているわけでも、わざとしているわけでもありません。
きっとその女の子は、まっちくんが本当にわからないということが理解できなかったのでしょう。

 

 

小学校では、自分とは性格や考え方が違う友だちと一緒に過ごす時間が増えることで、少しずつ協調性が育まれていきます。友だちと自分の違いを尊重し、お互いを理解し合うことが大切ではないでしょうか。

 

“みんなちがって、みんないい”。
こんなふうに相手を受け入れるやさしさを、小学校のうちに学んでほしいものですね。

 

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      お母さんの言い方もすごく的確で、まっちくんが徐々に理解してきてるのがわかる!

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターねこじま いもみ

    2012年生まれ長女、2014年生まれ長男、2020年生まれ次男。年の差きょうだいのワンオペ育児に慣れすぎた3児の母。育児を通して気づいたこと、学んだこと、何気ない日常を描いたマンガをSNSやブログに投稿しています。

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