幼稚園年長の終わりごろ、特定の物を持って、それをずっと眺めながら同じ直線を何度も行ったり来たり走る常同行動(※)の頻度が増えたこともあり、発達検査を予約していました。しかし予約待ちのため、検査する前に小学校へ入学することになったのです。
(※)常同行動:一見すると目的もなく、一定の行動(動作)を繰り返しおこなうこと
無理をしない範囲で行けるときだけ登校していたある日、学校で事件が起きました……。
「変な子」って言われた…
落ち込んだ様子で学校から帰ってきたまっちくん。何があったのかは「言いたくない」と、目に涙を浮かべています。
その夜、まっちくんは「変な子って言われた」「砂をかけられた」と打ち明けてくれました。まったく原因がわからないようで、困惑するまっちくん。
「変な子」という言葉は、繊細でやさしい心を持つまっちくんにとって、当時一番言われたくない言葉だったそうです。
SNSのコメント欄には、
「小学生になるといろいろな子がいるから、今まで言われたことのない言葉をかけられることもありますよね。嫌なことをちゃんと話せてえらいし、話せる信頼関係があるんだなぁ」
「砂をかけられたうえに変な子呼ばわりって、ショックな出来事ですよね……。まっちくん、よく話してくれた」
「想像すると胸が締め付けられる。冷静にお話を聞けるお母さんもすごい!」
など、まっちくんとねこじまさんの気持ちを想像すると心が痛むという声が寄せられました。
子どもは、相手の気持ちを想像するのが難しいことも……。悪意を感じる言葉や行動を直接ぶつけられると、親としてもショックを受けてしまいますよね。お母さんに話を聞いてもらうことで、まっちくんの気持ちが少しでもラクになることを祈るばかりです。