息子へ向けられた心ない言葉
息子を抱っこしながら本を探していると、何だか香ばしい匂いが。ちらっと息子を見ると、スッキリしましたと言わんばかりの顔をしていて私の洋服は息子のうんちでかなり汚れていました。突然の出来事だったので、どうしようかと私は焦っていました。
すると横にいたおばさんが周りのお客さんに聞こえるような大きな声で、「汚いし臭いから早く向こうに行って!」と言ってきたのです。申し訳なく感じ、「すみません」とすぐにトイレに移動しました。しかし、おばさんのあまりにも強い口調、そして息子に対して汚いなどという言葉を直接かけられてしまったことにショックで涙が出てきました。
突然のハプニングだったとはいえ、かけられた言葉はショックだったものの、周りの方に迷惑をかけてしまったと反省しています。それと同時に、今回の出来事を通して、育児中に同じように困っている方がいたら、大丈夫だよ、落ち着いてねと手を差し伸べられるようになりたいと強く思いました。
作画/いずのすずみ
著者:焚きたて香る
4人の子どもを育てるママ。現在は子育てをしながら医療機関で仕事をしています。