初めての低用量ピルに挑戦!
低用量ピルは、生理痛を抑えることができて、避妊にも効果的だいうことを知り、当時生理痛で悩んでいた私は低用量ピルの服用を始めました。
私にとって初めての低用量ピルは、「オーソM」というものでした。28錠が1シートになっており、毎日1錠ずつ同じ時間に飲みます。最後の7錠は偽薬なので、その間に生理がくる仕組みになっていたため、生理がくる日が予想しやすく感じていました。何より経血量が減り生理痛も軽減されて、私にとっていいことだらけでした。
私の場合は特に副作用が現れることもありませんでした。
その後、海外に留学することになり、5年間続けていた低用量ピルの服用をやめることに。直後は生理周期が乱れがちでしたが、3カ月後くらいには通常通りの生理周期に戻っていました。
2度目の服用! しかし…
そして、34歳のころ、再び低用量ピルを服用することに。そのときの主な目的は避妊でした。今回は「ファボワール」を選びました。「ファボワール」も「オーソM」と同様に28錠が1シートになっていて、毎日1錠ずつ服用するものです。
以前と同じように、経血量が減り生理痛も軽くなりましたが、最初のころは不正出血がありました。医師に相談すると、低用量ピルを飲み始めて最初のころは不正出血を起こすこともあるようで、翌月に止まればと問題ないとのこと。
少し不安がありましたが、翌月からは不正出血も起こらず、何の問題もなかったため、そのまま「ファボワール」を服用していました。
そんな中で、私が感じていた問題点があります。それは、低用量ピルを受け取る際の病院の待ち時間です。私が通院していた病院では、低用量ピルを処方してもらうために2時間くらい待つことも……。
もっとスムーズに処方してもらえる方法はないかとインターネットで情報を探していたところ、”オンラインピル処方”の案内を見つけたのです。
オンラインピル処方
オンラインピル処方というサービスを知り、さっそく利用してみることに。調べてみると、そのオンラインピル処方では、電話で問診を受けたあと、すぐに処方してもらえるシステムとのことでした。
「電話だけの問診で大丈夫なのかな?」と心配もありましたが、過去の血液検査の結果を提出するなど、オンラインでも通常の問診と変わらない仕組みだったため安心することができました。
現在でも、私はオンライン処方を利用して「ファボワール」を服用しています。そして、半年に1度はきちんと病院へ行き、定期検査などを受けるようにしています。
低用量ピルの服用に関して、不安から最初は少し抵抗がありました。実際に使用してみると、生理日が予測しやすいのでスケジュールが立てやすく、生理痛や経血量の軽減など、プラスになることが多いと感じています。これからも正しい服用法で、快適なピルライフを送りたいと思います。
※オンラインで低用量ピルを処方されている方は、定期的に医師と対面での診察も受けるようにしましょう。
著者/なつみん
監修/助産師 松田玲子
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