「わが子は大物?」ママが感じたこと
待望の第1子となるりんたろうくんを出産したミキさん。新生児聴覚スクリーニング検査を受けたりんたろうくんですが、問題は見つかりませんでした。
ひと安心したミキさんは慣れない育児に悪戦苦闘しながらも、毎日愛しいわが子と過ごしていました。夜中になると隣の赤ちゃんの泣き声が聞こえてきますが、りんたろうくんはあまり泣きません。「大物になるかもね!」とこのときは笑っていました。
その後、退院し実家での子育てがスタート。ミキさんが大きな物音を立てても、りんたろうくんは相変わらずぐっすり眠っています。数日後、救急車がサイレンが家の近くで鳴っても、りんたろうくんは無反応。さすがにミキさんは不安になってしまいました。
あまり泣かずに眠ってくれるのは、保護者にとってはありがたいことですが、あまりにも静かだと心配になってしまいますよね。少しでも異変や違和感を覚えたら医師などに相談してみましょう。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※新生児聴覚スクリーニング検査とは…
生まれた赤ちゃんが音を聞こえているか確認する聴力検査です。ささやき声ぐらいの大きさの音を赤ちゃんに聞かせ、左右の耳の反応を見て聴力が正常かを診断する方法が一般的とされています。早期に難聴を診断することで、難聴の原因や治療、リハビリテーション(補聴器等)をスムーズに導入することができるようになります。
新生児聴覚スクリーニング検査をパスしたのに、その後難聴が判明することは稀にあります。進行性の難聴やサイトメガロウイルスの胎内感染などで発症する可能性があります。少しでも異変を感じたときは、耳鼻科を受診し聴覚検査しましょう。
<参考>
新生児聴覚スクリーニングとは?検査内容や費用、再検査について【医師監修】