義両親はとてもいい人だけれど…
夫と交際1年で授かり婚をした私。お互いに実家暮らしだったため、入籍目前に賃貸物件を探したのですが、なかなかいい物件に出合うことができませんでした。
そんなとき、義両親から夫に同居の提案がありました。義両親とは、交際当初から仲良くさせてもらっていて、義両親のことをいい人だと思っていたのですが、同居となると話は別。
義両親は表裏がなく、夫と私がケンカをしても味方になってくれるような人でしたが、面倒見がいいので、口出しをされてしまうことも多くて……。
そのため、同居の提案を受けてからしばらくの間は、猛反対していました。
同居生活が始まると
しかし、私たちの条件に合う物件は見つからず……。「一時的に」ということを伝えて、私は義実家に同居させてもらうことになったのです。
もともと二世帯設計だった義実家は、キッチンとトイレは2つ設置されていました。そのため、義両親と共有するのは玄関とお風呂だけ。最初は物理的にも心理的にも距離を置いてくれていたのですが、次第に洗濯や掃除など、私としてはそっとしておいてほしいところに口を出してくるように……。
さらに、私の仕事のことや子どものことへの口出しも多くなり、私は次第にストレスを感じるようになりました。
そして、私は近い将来マイホームを購入して義実家と程よく距離をとろうと考えるように。同居であるがゆえに、夫はいつまで経っても義両親を頼ってばかりだったため、「自立するためにもマイホームを購入しよう!」と言って夫の説得を試みたのです。
2人目が生まれて変化が!
私が密かにマイホームを夢見るなか、2人目の子どもが生まれました。
二世帯設計で広さはあったものの、子どもが大きくなるにつれ、私たちの住居スペースは手狭に。義母が愛煙家ということもあり、義両親の住居スペースを借りることは考えられませんでした。さすがの夫も「たしかに今のままでは暮らしにくいな」と理解してくれて、マイホーム購入に向けて土地探しを開始したのです。
すると、幸運なことに、義実家の徒歩圏内の土地が売りに出たのです。義実家との距離が近かったため、義両親も「この近さならいいんじゃない?」とマイホームの購入に賛成してくれました。
義実家の近くにマイホームを建てたことで、義実家に子どもを預けたり、何かと協力してもらえたりするという良さを残しつつ、私たち家族だけでの時間もとれるようになりました。
義実家で同居生活をしていたときには、ストレスで余裕がなかったのですが、今では程よい距離間が生まれて、心穏やかに生活することができています。
著者/まさの
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