しかし、約束は守られることなく、2カ月が経過。約束をスルーされ続けたことでオニハハはイラ立ちとともに心が疲弊していきました。
そんな中、「不倫」という別の手段が一瞬頭によぎるのですが、"子どもを裏切るなんてできない"と踏みとどまりました。そして、「私が我慢すればいい」という考えが一瞬浮かんだものの、過去に自分が我慢してもうまくいかなかったことを思い出したのです。
そこで、夫に不倫の許可を取ることを試みるのですが、夫の正論にあっけなく玉砕。すると新婚のころ、夫に夜の誘いを自分が断ったことを思い出しました。そして、そのころの自分の失言を反省すると、頭を下げて夫に謝るのですが全く気にしていない様子で……?
夫との話し合いを通じて妻が感じたことは…
「ねぇオニチチ、私……想像してみたの」
オニハハはそう切り出すと、
外で夫婦レスを発散することについて、
「私たちだとうまくいく未来が見えない」と言ったのです。
「一時的にスッキリするかもしれないけど、
虚しくなって罪悪感しか残らないと思う」
「だから私は誰でも良いワケじゃなくて……。
その……あの……」
「俺じゃなきゃイヤなんだろ」
オニハハの表情を見て、
何が言いたいかを悟った夫。
「俺だって他でしたいと思わないよ」
「でもね、どちらかがその行為を負担に思ったり、
我慢したり、嫌々するのも良くないと思うの」
そう言うと、夫婦生活についての自分の考えを
夫にちゃんと伝えたのでした。
「行為をおこなうのは誰でもいいわけじゃない」とオニハハが伝えると、「俺だって他でしたいと思わない」と返した夫。今回オニハハが自分の素直な気持ちを夫に打ち明けたことで、このようにちゃんと話し合うことができたのだと思います。夫婦でちゃんと向き合って話し合えたことで、一歩前進できたのではないでしょうか。
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