しかし、約束は守られることなく、2カ月が経過。約束をスルーされ続けたことでオニハハはイラ立ちとともに心が疲弊していきました。
そんななか、「このままではいけない!」と思ったオニハハは、思い切って夫婦生活についての考え方を夫に話すことに。その際、「離婚」や「不倫」といったパワーワードを用いながら自分の気持ちを正直に伝えた上で、お互い夫婦生活が負担にならない頻度を決めるのはどうか?という提案をすることに。
すると、夫は真摯に向き合ってくれたのです。また、夜の誘いを断る際には、言い方に気を付けると約束してくれました。話し合いの結論としては、夫婦生活のペースは決めず、お互いに意思表示をおこない、その都度話し合うということに。
そして、それから何日が経ったある日のこと、オニハハが夫に視線を送っていると……?
妻がじーっと夫のことを見つめていると?
「おいで。おやすみのギューだろ」
(や……やさしい。気を付けてくれてる)
「……したい日?」
「んー……大丈夫。オニチチがやさしいから、
なんかギューだけで満足した」
夫のやさしい言葉に癒されたオニハハは、
満足感でいっぱいに。
(愛されてる実感がほしかったのかも……。
欲張りだなぁ、私……)
そんなことを思いながら、オニハハは満たされた気持ちで
眠りについたのでした。
視線を送るオニハハに対する夫の反応ですが、「おやすみのギューだろ」と言ってくれたり、「したい日?」と聞いてくれたりと、やさしさと配慮が伺えます。夫婦生活について悩んでいたオニハハでしたが、夫婦で話し合うことで無事に悩みが解決し、夫婦生活にこだわらなくとも、簡単なスキンシップでも満たされた気持ちになることが増えたようで本当によかったです。
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