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「ごめん…できない」プロポーズされたはずが婚約破棄に?!⇒彼が心変わりしたワケは

私はプロポーズをされたら、すぐに結婚できると思っていました。しかし、実際は理想通りには進まなかったのです。そのときのエピソードをお話しします。

「ごめん…できない」プロポーズされたはずが婚約破棄に?!⇒彼が心変わりしたワケは

 

プロポーズされたのに…

30代最後の年。交際していた彼から、結婚してほしいとプロポーズをされました。彼はまるで王子様のように片膝をつき指輪を差し出してくれて、私は映画のヒロインになったかのような気持ちに。

 

私は、プロポーズをされたらすぐに結婚できると思っていたのですが、その後の彼は結婚の話を進める気配がありません。「結婚式はどうする?」「入籍はいつにする?」と相談しても、彼は「もう少し先でいい」の一点張り。

 

急いで結婚しなければいけない理由はありませんが、プロポーズされたことを報告した両親や友だちから「いつ結婚するの?」と聞かれるたび、私はかなり焦っていました。

 

それから私は、結婚情報誌をさり気なく置いたり、結婚をテーマにしたドラマや映画を一緒に見たりと、どうにかして彼の気分を盛り上げようとしました。けれど、私が結婚の話をすればするほど彼のテンションが下がっていくのです。次第に、2人の間の空気もギクシャクしてしまいました。

 

結婚に対する考え方の違い

そもそも私は、結婚に対してポジティブなイメージを持っていました。好きな人と一緒にいられるというのは、なによりもすてきなことだと思っていたのです。

 

しかし、彼の結婚に対するイメージは違ったようでした。あるとき、彼から「結婚することにプレッシャーを感じる」と言われてしまいました。そして、そうなった原因は私だとも言われたのです。

 

私が楽しそうに結婚後の話をしていたことが、次第に彼を追い詰めていったといいます。彼から「君の理想を叶える自信がない」と言われたときは、本当にショックでした。

 

私の「子どもは2人くらいほしいな」「かわいい家に住みたい」という言葉が、彼にプレッシャーを与えていたとは考えてもいなかったからです。結局、彼が結婚へ前向きになることはなく、その後別れることになりました。

 

 

結婚の約束をした彼と、破談になってしまった私。まさかプロポーズ後に、別れることになるとは思いませんでした。入籍に至る前に、お互いの結婚に対する価値観の違いが浮き彫りになってしまった私たち。結婚の約束をする前に、ある程度お互いの結婚への意思を確認することが大切だと感じました。

 

著者/田澤佳子

 

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