もしかして虫歯かな?と思いきや…
ある朝のこと。布団から起き上がると、奥歯の歯茎に痛みを感じました。最初は寝ているときの歯ぎしりによる痛みだと思っていたのですが、食事をしているときもズキズキし、なかなか痛みは治まりません。
ここ数年歯の異変はなかったため、「もしかして虫歯なのかな……?」と気分はブルーに。病院に行こうにも仕事の関係で時間が取れず、そのまま放置してしまいました。
すると気づいたころには痛みはなくなっており、鏡で見る限り、見た目にも特に変化はありません。数日前までの痛みは何だったのかと不思議になるほど、痛みはどこかへ消えていました。
歯茎の痛みの次は胸の痛み!? 食欲増進も
歯茎の痛みが治まったと思ったら、次に胸の張りと痛みに襲われました。胸の張りや痛みは生理が近づくと毎回出てくる症状で、私はすぐに「そろそろ生理がくるのだな」と察知。
そのあと「こんなに食べても大丈夫なのか……?」と不安になるほど食欲が増加し、生理の予定が書かれているカレンダーを見なくても生理が近いことを確信。私の場合、生理前になると、普段はあまり食べないスナック菓子を何袋も開けてしまい、それでもおなかはいっぱいにならないということが多くあるのです……。
やっぱりきた! 数日後には生理に…
それから数日後。下着に冷たさを感じトイレへ行くと、やはり生理がきていました。このころにはもう歯茎の痛みや胸の張り・痛み、食欲増加の変化は消え、体は普段通りの状態に戻っていました。
私の場合、生理がくると基本的に胸の張りや痛みがなくなり、食欲は元に戻ります。そのため「至るところの痛みは、やっぱり生理がくる前触れなのだな」と思っています。
新たに歯茎が痛くなるというアクシデントがありましたが、調べてみると、生理前に「歯茎が痛む」という場合もあるようです。その後も生理前になると歯茎が痛み、生理が始まると痛みは治まります。今は「生理の前兆なのだな」と捉えて様子を見ていますが、あまりにも痛みがひどいようであれば一度病院の受診も考えたいです。
生理前になると体の不調を感じ、気分が落ち込みがちになってしまうものの、事前に「生理がきそうだよ!」と体が教えてくれているのだと思うと、より「体を大事にしなきゃ」と感じます。これからも体の変化と向き合って、生理の前兆をうまく察知していきたいと感じた経験でした。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者/沖田彩花
イラスト/赤身まぐろ
監修/助産師 松田玲子
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