「ママ！どうしたの！？」息子とのお風呂でヒヤッとする瞬間。どう乗り越える？

 

もうすぐ3歳と6歳になる息子たちは、私の生理中に一緒にお風呂へ入ると、ナプキンに付着した経血にすぐ気づきます。毎回、経血を見ると「ママ、大丈夫？ 痛い？」と、とても不安そうに聞いてくるのです。

 

「血が出ていても痛みはあまりないこと」や「女の人には毎月血が出る日がある」ということをこれまでにも説明しているのですが、何度説明しても、やはり血を見ると不安になってしまうようです。

 

わざと見せているわけではないのですが、それでも息子たちはナプキンや経血に気づくため、生理中に息子たちとお風呂に入るときには、私なりに気をつけていることがあります。

 

まず、生理の日だけは、私が最後に服を脱ぐようにしています。浴室に2人が入ってからさっと下着を下ろし、使用済みのナプキンを見られないように処理します。

 

そして、新しい下着にはあらかじめナプキンをセットしておき、入浴後のタイムロスを最小限にしておくのです。

 

夫が仕事から帰宅後にお風呂に入ることもあるため、生理中は湯船に漬かりません。息子たちには「生理で血が出ているときには湯船に漬からないようにしているんだよ」と説明をしています。

 

過去には、タンポンをして湯船に入っていたこともありましたが、今はシャワーだけ浴びるようにしています。

お風呂を出るときは、息子たちよりも先に出て、自分の身なりを整えてから息子たちをお風呂から出すようにしています。お風呂のドアを開けたままにして息子たちを見守りながら、着替えるようにしているのですが、息子たちは常におしゃべりをしているので、私が早めに出ることについてはあまり気にしていないようです。

 

たまに、バスタオルに経血がついてしまうこともありますが、私の準備が整ったあとに息子たちをお風呂から出すようにしているので、それを見られる心配もありません。

 

 

まだ生理のことを完全には理解していない息子たちに過度な心配をさせないために、いろいろと対策をするようになりました。しばらくはこの方法でお風呂に入るつもりです。もう少し大きくなって今よりも理解できるようになったら、しっかりと生理について教えてあげたいなと思っています。

 

著者／鬼頭いちか
イラスト／もふたむ
監修／助産師 松田玲子