暑くて蒸れる…
私は初潮があった小学生のころから、生理用ナプキンによるかぶれに悩んでいました。そのころは誰かに相談することが恥ずかしく、こまめにナプキンを替えることしかできず……。しかし、ナプキンを替えてもかゆみは治まりませんでした。ナプキンが合わないのかもと思い、いろいろなナプキンを試してみましたが、どれもかゆくなるのは変わらずでした。
タンポンにもチャンレンジしたものの違和感があり、経血が漏れないかが不安で、結局はナプキンを使うことに。特に夏の時期には汗で蒸れてかゆみが増し、ナプキンかぶれはひどくなる一方でした。
友人たちとの雑談で…
テレビのCMで見た軟膏を試したこともありましたが、私の場合はあまり効果がなかったように感じ……。病院に行こうかなとも思ったものの、恥ずかしさから「我慢するしかない!」と思っていました。
そして、高校生になり女子会をしているときです。1人の友人から「みんなに相談がある」と言われ、聞くことにしました。それは生理中のナプキンかぶれのことでした。その友人も肌が弱く、生理になると毎回かゆくなってかぶれてしまうと話してくれました。
我慢しているのはひとりじゃないと知り、思い切って私もみんなに相談してみることに。すると、違う友人が「アンダーヘアの処理をしてみたら?」と教えてくれたのです。
処理をしてみると?
その考えがなかった私は、どういうふうにしたらいいのか、その友人に聞いたりネットで調べたりして、自分なりにアンダーヘアの処理をしてみることに。
すると今までかゆかったのが嘘かのように、生理中のかゆみを感じることがなくなったのです。もう1人の友人もかゆみが治まったと喜んでいました。私の場合、アンダーヘアを整えることで、夏の時期の生理もかゆくなることなく、快適に過ごすことができるようになったのです。
また、かゆみが治まっただけでなく、陰毛に経血がベッタリつくということもなくなり感動しました。同じ悩みを持っていた友人と2人で、教えてくれた友人に半泣き状態で感謝したことは忘れません。
ナプキンかぶれが必ずしもアンダーヘアの処理で治まると言うわけではないと思いますが、私の場合はラクになりました。また、おりものがベッタリつくこともなく、デリケートゾーンのにおいも気にならなくなったと感じています。ただ、間違った処理をしてしまうと逆に肌トラブルを起こすこともあるので、引き続き気をつけて処理しようと思います。
※アンダーヘアの自己処理をする際は、埋没毛や色素沈着などの肌トラブルが起きる恐れがあるので注意しておこないましょう。
著者/櫻井 藍
イラスト/赤身まぐろ
監修/助産師 松田玲子
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