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里帰り中に愛人を連れ込んだ夫「お前の居場所はない」→母が一喝「ここ私の家だけど?」夫の悲惨な末路とは

念願の第1子となる娘を出産した私は、実家へ里帰りしていました。しかし、夫は「仕事が忙しい」という理由で、なかなか顔を見せに来てくれなかったのです。私は「夫は私たちのために仕事を頑張ってくれているんだ」と信じていましたが……。

夫の嘘が発覚!

出産から3カ月以上が経ち、私の体調もだいぶ落ち着いて、娘の世話にも慣れてきたころ、「そろそろ自宅に帰るつもりだよ」と夫に伝えました。

 

しかし、夫からは「え、まだ実家にいて大丈夫だよ。こっちの掃除とか洗濯は、母さん(義母)にやってもらってるから」と予想外の返事が。私の体調を気遣ってくれているのか、それとも私が帰るのを嫌がっているのか……。少し違和感を覚えました。

 

そんな中、義母が娘に会いに私の実家へ遊びに来てくれました。 すると、義母が「夫から『あなたの体調があまり良くなくて、まだしばらく実家から帰れない』って聞いたから、心配してたのよ」と言うではありませんか!

 

さらに、私が自宅の掃除や洗濯のお礼を伝えると、「え!? 息子は『来なくていい』って言うから、私は一度も行っていないわよ?」と予想外の答えが!

 

夫が私にも義母にも嘘をついている……。混乱した私は、とにかく夫と直接話をするために、自宅に帰ることを決意しました。

 

 

サプライズのつもりが、修羅場に…

夫は「週末も出勤だ」と言っていました。私は娘を連れ、こっそり自宅に帰って驚かせようと思ったのです。

 

しかし、家に入ると、誰もいないはずのリビングから人の気配が……。恐る恐るドアを開けると、夫がソファで若い女性と親密そうに話していたのです!

 

「……は!? な、なんだよ、急に帰ってきて! 連絡くらいしろよ!」

夫は私を見るなり逆ギレしました。

 

そして、その女性は「私、彼の部下です。まだ22歳なんですけど、彼との子を妊娠してるんです」と衝撃的なことを言い放ちました。

 

時期を考えれば、私が妊娠している間に、二人は関係を持っていたことになります。

 

「こいつは俺がいないとダメなんだ! もうお前の居場所はないから。荷物も全部まとめといたぞ」

 

見ると、部屋の片隅に、私の荷物が無作法に積み上げられていました。里帰りから戻ったら使おうと思っていたベビー用品まで……。

 

怒りで頭が真っ白になった私は、娘を抱いたまま家を飛び出し、すぐに実家の母に電話をしました。

 

 

母の力で2人を撃退

電話口で事情を察した母は激怒し、すぐに車で駆けつけてくれました。 そして、「あとは私に任せておきな!」と、あの二人がいる自宅に乗り込んでいきます。私も娘を抱いたまま、後を追いました。

 

母はリビングの扉を開けるやいなや、私を追い出そうとした夫を一喝しました。

「出て行くのはアンタのほうだよ!」

 

夫は、激怒した母を見て青ざめつつも、「こ、この家は俺のものでもあるはずだ!」と反論します。

 

実はこの家は、もともと結婚するときに、母が「娘が困らないように」と用意してくれた母名義のマンションでした。そして「家賃はいらないから」と、私たち夫婦に無償で住まわせてくれていたのです。

 

夫は、その母の厚意を、勝手に“夫婦に対する贈与”だと都合よく解釈し、すっかり「夫婦の共有財産」になったと思い込んでいたのでしょう。自分にも住む権利があり、離婚するなら当然、財産分与の対象になると信じて疑わなかったのです。

 

 

しかし、母はそんな夫に冷静に事実を突き付けました。

「何を勘違いしているの。このマンションの名義は、今も昔も『私』よ。 あなたは、所有者である私が許可もしていない女を連れ込んで、本来の住人である私の娘を追い出そうとしたの。……出て行くのはどちらか、わかるわよね?」

 

家が自分たちの共有財産どころか、そもそも母の所有物であり、自分には何の権利もない。夫は、その場で初めて事態を理解したようでした。

 

すると、それまで黙っていた不倫相手の女性が「え、もしかしてこの人、お金ないんですか? 住む家もない中年男なんて興味ないんですけど! 最悪……」と態度を豹変。結局、お金目当てで夫に近づいただけだと白状したのです。

 

家を失うと慌てた夫は、母と私に泣きついて謝罪してきましたが、もう手遅れです。 母は、その場で夫と不倫相手を家から追い出しました。

 

 

身勝手な夫の末路

その後、私は弁護士を立て、夫と不倫相手の二人にしかるべき額の慰謝料を請求しました。夫とは正式に離婚が成立し、これからの養育費についても公正証書でしっかりと取り決めをしました。

 

あの場で「金のない男に興味はない」と元夫を切り捨てようとした彼女ですが、妊娠中ということもあり、現実にはすぐ他人というわけにはいかなかったようです。共通の知人の話では、認知や今後の生活費のことで、今も揉めているそうです。

 

元夫は私への慰謝料と養育費、そしてこれから生まれてくる子どもへの責任。その両方を抱え、金銭的にも精神的にも追い詰められていることでしょう。

 

一方、私は実家に戻り、両親に助けてもらいながら、娘との新しい生活を始めています。両親はもちろん、私の兄弟や祖父母も娘をかわいがってくれ、みんなで育児をしてくれる、とても恵まれた環境です。

 

妻が命がけで出産をしているときに不倫をするような非常識な夫とは、離れて本当に正解でした! たくさんの愛情を注がれて育つ娘。親戚一同、この子の成長を心から楽しみにしています。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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