週1でしか自宅でごはんを食べられない夫
中華レストランに勤めている夫の帰宅時間は遅く、いつも夫を抜いた子ども2人と私の3人で夕食をとっています。夫が家族と一緒に自宅でごはんを食べられるのは、レストランの定休日(つまり夫の休日)である毎週月曜日のみです。
夫の勤務先の中華レストランでは毎日まかないが出るようで、その大半が中華料理なのだとか。そのため、夫の休日にはなるべく中華料理は出さず、夫が普段食べていない洋食や和食を中心としたメニューを作るようにしています。
普段はあまりメニューにこだわらないけど…
週に一度の家族で囲む食卓を心から楽しみにしている夫。基本的に夫は節約志向で、冷蔵庫にある食材なども考慮してくれます。
私たち夫婦は共働きです。おそらく夫は仕事をしながら家事育児をしている私に対し、これ以上負担をかけないようにと遠慮しているところもあるのでしょう。
家庭のために頑張って働いてくれている夫の気づかいにはとても感謝していますが、週1のディナーをとても楽しみにしている夫のことを思うと、もし食べたいものがあるなら、遠慮せずにリクエストしてくれたらいいのに、とも思ってしまいます。
機嫌がいいとフルコースを求めてくることも
しかし、そんな夫が食べたいものをたくさんリクエストしてくるときもあるのです。
例えば、夫と私の休日が被っていて私のキャパシティに余裕がある日。それから、夫の体調が良く機嫌もいいときです。体調がいいといつもより食欲もあるのか、「あれも食べたい」「これも食べたい」とリクエストがポンポン飛んできます。夫の機嫌が最高潮にいいときには「メインはあれでスープはあれで……デザートはあれがいい!」とフルコースを注文されることも。
私が料理を作り始めてから「アップルパイが食べたい」と無茶振りされたときには、思わず「今から作るの!?」と聞き返してしまいました。普段から冷凍庫にパイシートを常備していて、リンゴと砂糖とバターされあれば作れるのであまり負担ではないのですが、急に言われるとどうしても慌ててしまいます。
夫から急にアップルパイを作ってほしいとリクエストされたときは、正直なところ「面倒だなぁ」という気持ちもありました。でも、夫は普段食べたいものを我慢しながら生活しているので、夫のリクエストに応えてあげたい気持ちのほうが大きく、1時間ほどかけてアップルパイを作りました。せっかくの家族だんらんでの食事なので、今後もできるだけ夫のリクエストには応えていき、夫に家族みんなとの食事時間を楽しんでほしいと思っています。
著者/中山真希
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