用心していたはずなのに…!
私は経血量が多いほうで、特に2日目と3日目は昼用ナプキンを1日のうちに何度も交換しなければなりません。経血漏れをすることも多いため、紺や黒といった経血汚れが目立ちにくい暗めの色の服を着て、昼用の中でもサイズが大きめのナプキンを着けるようにしています。けれど、どんなに対策をしても生理用ショーツに経血がついてしまうときもあるのが以前からの悩みです。
あるとき、夏祭りに行く約束があった日にちょうど生理が始まってしまいました。少し心配でしたが、1日目なら経血量もそこまで多くないだろうと考え、私は万全の準備をした状態でピンクの浴衣を着用したのですが……気がつけば浴衣に経血が漏れてしまっていたのです。
そのときは1日目にしてはかなり多い量の経血が出ていたようで、用心していたのにもかかわらず買ったばかりの新品の浴衣を汚してしまい、とてもショックでした。
薬局勤めの友人に相談すると…
悩んだ私は、ドラッグストアで勤務している友人に「いつも経血が漏れてしまうから、経血が漏れにくいナプキンを知っていたら教えてほしい」と相談してみました。すると、彼女は「経血漏れの原因はナプキンだけではないと思う」と言うのです。
私は普段、経血が漏れないようにきつめの生理用ショーツを着用しています。けれど、友人が言うにはそれがかえってよくない場合もあるそうで、「きついショーツをはくと動いたときにショーツがよれて経血が漏れてしまうケースもあるよ」と教えてくれました。
友人から「生理用ショーツは少し余裕があるサイズを選んだほうがいいかもね」とアドバイスされた私は、それからすぐに自分の体型に合った生理用ショーツを買い直しました。その上で、友人に相談しながら生理用ナプキンもいろいろなものを買って、数カ月ほど試行錯誤。結果的に、自分の経血量に適したナプキンが見つかり、それほどきつめのショーツではないものを使用するようになり、今ではほとんど経血漏れを起こすことがなくなりました。
経血漏れしてしまうことを誰かに相談するのは多少の恥ずかしさもありましたが、友人に相談したことで解決策を見つけることができて本当によかったです。この一件から、困ったときはひとりで悩まず、誰かに相談することも大切だと知りました。私の知らない情報を教えて親身に相談に乗ってくれた友人には、とても感謝しています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者/早瀬結菜
監修/助産師 松田玲子
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