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「勘違いじゃなかったんだ…」母が私を嫌っていた理由を父から聞いて、思わず涙 #こじらせた私が母になる。 最終話

「こじらせた私が母になる。」最終話。夫と3歳の娘みーちゃん、1歳の息子はーくんと暮らす和栗ぐりさん。

ぐりさんの子ども時代、お父さんはやさしいけれど借金を作ってばかり。一家心中をしかけるほどお母さんは苦しんでいました。お母さんのストレスの矛先はいつもぐりさん。ある日、自分の夕食がないことに気付いたぐりさんは「お母さんに嫌われてるのかな……」と落ち込むのでした。

母になったぐりさんは、子どものころ父方の祖父母の家で楽しく暮らした約3カ月間の記憶をもとに、明るい家庭を作ろうと思っていました。でも、娘のみーちゃんが大きくなるにつれて次第に自我を持つようになると、ぐりさんの感情に変化が現れます。

子どもたちに対する怒り方がわからないぐりさん。いつしか自分の気持ちに蓋をして、無理やり平常心を取り繕うようになっていました。ぐりさんにだけ当たりが強く、弟には怒らなかった母のことを思い出し、自分の母親のようになりたくないと父に相談することに。

 

育児が怖くて仕方がないこと、自分の母のように怒りたくないことを正直に父親に打ち明けたぐりさんが「お母さん、私のこと嫌いだったのかな?」とまっすぐに質問すると――?

 

お母さんが私を嫌っていた理由は…

 

こじらせた私が母になる。 最終話

 

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こじらせた私が母になる。 最終話

こじらせた私が母になる。 最終話

 

「お母さん、私のこと嫌いだったのかな?」というぐりさんの質問に、「嫌いだったと思うよ」と答えたお父さん。お父さんの回答に、ぐりさんはショックよりも「やっぱりな」という安堵を感じます。

 

自分の母親のようになってしまうことを不安がるぐりさんですが、仕事も家もあるし、何よりいい旦那さんがいるんだから、とお父さんは後押しをしてくれたのでした。

 

ぐりさんとは違い、子どもたちを𠮟るべきときにはしっかり叱っていた旦那さん。「やっぱり私に『お母さん』は難しいね」と怒り方がわからないことを旦那さんに打ち明けるぐりさんでしたが、「よそはよそ、うちはうち」という旦那さんの言葉にハッとさせられます。

 

その後、怒っていることを言語化してみることにしたぐりさん。たまにぐちぐち言ってしまうこともありますが、今では完璧なママではなく、人間らしいママを目標に育児に励んでいるのでした。

 

 

自分と同じようなつらい思いを、子どもたちにはさせたくないと思い悩んでいたぐりさん。しかし、旦那さんと話し合い、お互いに助け合うことで、ぐりさんらしい育児ができるようになったようです。これからもぐりさん一家が幸せに暮らせますように。

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター和栗ぐり

    2020年生まれの娘と2021年生まれの息子の年子きょうだいの母。日々の育児や自身の過去の体験について、マンガで紹介しています。

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