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息子に砂をかけてきた同級生と話し合い!?先生が考えた、トラブル対策とは…? #学校に行きたくない 14

「学校に行きたくない」第14話。ねこじまさんの長男・まっちくんが小学1年生のときのお話です。入学式のときから「早く帰りたい」と連呼していたまっちくん。4月に入学してからすぐ、「学校に行きたくないよぉ」と登校しぶりが始まりました。

まっちくんが教えてくれた理由の中には、慣れていけば解決しそうな問題だけでなく、音に関する問題もありました。普段の様子からも、まっちくんは音に少し敏感なところがあると、ねこじまさんは感じていたそうです。

無理をしない範囲で行けるときだけ登校し、4月が終わろうとしていたある日、まっちくんがクラスの女の子から体育の時間に「変な子」と言われ、砂をかけられるという事件が起こりました。どこに並べばいいのかわからずにウロウロしているまっちくんの様子が、クラスの子にとってはふざけているように見えてしまったのでは?と、ねこじまさんは推測します。

翌日は学校に行けなかったまっちくん。
心配した先生から電話があり、ねこじまさんはまっちくんから聞いた話や、自身の見解を伝え、小さいころから「順番や列を覚えて並ぶこと」が苦手であることも話しました。

 

先生は当時の状況に気づいていなかったとのことで、謝罪の言葉とともに、「相手の子の言い方もよくないので、話した上で学ぶ機会にさせていただきます」と言ってくれました。

 

そしてその翌日、嫌と言いつつも学校へ行ったまっちくん。

先生はまっちくんのために、体育の授業で対策を考えてくれたようで……?
 

先生のあたたかい言葉に感謝

 #学校に行きたくない 14

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 #学校に行きたくない 14

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先生は相手の子とまっちくんと一緒に話をして誤解をといて和解させてくれました。
そして、並ぶ場所が分かりにくいというまっちくんのために、ビブスを着て色と順番をつけて並ぶという対策を講じてくれたのです。

 

先生からは、「普段、当たり前に『できるだろう』と思い込んで接してしまっていた部分があったので、勉強になりました」と感謝されました。

 

「自分にとって当たり前でも、相手にとってはそうじゃない。大人同士でもありますよね。大人は経験して知っていることが多いし、子どもよりできることも多いから『できる』と錯覚して声かけを間違えてしまうときがあります。特に大きくなるにつれてその意識が薄れていくので、気をつけなくてはと思ってます」と自身の行動を振り返るねこじまさん。

 

 

相手の気持ちを想像することはできても、100%理解することはできません。たとえ親子であっても、自分が子どものころはできたからといって、「わが子もできるはず」と思い込まないように配慮が必要です。逆に、「子どもにはまだ無理」と思っていたことが、予想に反してできることもあるでしょう。自分の考え方や経験に固執するのではなく、子どもの成長に合わせて対応していきたいものですね。

 

>>次の話

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターねこじま いもみ

    2012年生まれ長女、2014年生まれ長男、2020年生まれ次男。年の差きょうだいのワンオペ育児に慣れすぎた3児の母。育児を通して気づいたこと、学んだこと、何気ない日常を描いたマンガをSNSやブログに投稿しています。

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