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「机のまわりをぐるぐる!?」休み時間は常にひとり…友だちの輪にうまく入れない息子 #学校に行きたくない 15

「学校に行きたくない」第15話。ねこじまさんの長男・まっちくんが小学1年生のときのお話です。入学式のときから「早く帰りたい」と連呼していたまっちくん。4月に入学してからすぐ、「学校に行きたくないよぉ」と登校しぶりが始まりました。

まっちくんが教えてくれた理由の中には、慣れていけば解決しそうな問題だけでなく、音に関する問題もありました。普段の様子からも、まっちくんは音に少し敏感なところがあると、ねこじまさんは感じていたそうです。

無理をしない範囲で行けるときだけ登校し、4月が終わろうとしていたある日、まっちくんがクラスの女の子から体育の時間に「変な子」と言われ、砂をかけられるという事件が起こりました。どこに並べばいいのかわからずにウロウロしているまっちくんの様子が、クラスの子にとってはふざけているように見えてしまったのでは?と、ねこじまさんは推測します。

翌日は学校に行けなかったまっちくん。
心配した先生から電話があり、ねこじまさんはまっちくんから聞いた話や、自身の見解を伝え、小さいころから「順番や列を覚えて並ぶこと」が苦手であることも話しました。

 

その後、先生は相手の子とまっちくんと一緒に話をして誤解をとき、和解させてくれました。さらに、体育の授業ではビブスを着て色と順番をつけて並ぶようにし、まっちくんにもわかりやすくなるよう対策してくれたのです。

 

しかし、今回のことが解決しても、相変わらずまっちくんの登校しぶりは続きます。

そんなある日、お姉ちゃんから気になる話が……。
 

クラスでの様子を知って心配に…

 #学校に行きたくない 15

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 #学校に行きたくない 15

(※)常同行動:一見すると目的もなく、一定の行動(動作)を繰り返しおこなうこと

 #学校に行きたくない 15

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 #学校に行きたくない 15

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 #学校に行きたくない 15

 

まっちくんのことが気になって、休み時間にクラスをのぞきに行ってくれたお姉ちゃん。まっちくんが休み時間に「いつもひとりで謎の動きをしている」と教えてくれました。

 

気になったねこじまさんは、さりげなくまっちくんに「休み時間、いつも何してるの?」と聞いてみると、「何も」という答え。鬼ごっこに誘われてもうまく入れず、友だちがなかなかできないことを気にしている様子だったそうです。

 

「もちろんひとりで過ごしたいときもあると思うし……」と理解しつつも、心配になってしまったねこじまさん。とりあえず、まっちくんが好きなお絵描きができるように、自由帳だけは絶やさず渡していたとのこと。

 

 

学校で起きたことの話を後から聞くことはできても、実際に本人が困っているその瞬間には、親は何もしてあげられません。話を聞いていて、もどかしい気持ちになることもあるでしょう。
親のそばを離れ、ひとりで頑張っている子どもに対し、「家族は常に味方だよ」ということを伝え続けることで、心の支えになってあげたいものですね。

 

>>次の話

 

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      まっちくん、すっごく周りをみててものすごく頭のいい子だと分かる!

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターねこじま いもみ

    2012年生まれ長女、2014年生まれ長男、2020年生まれ次男。年の差きょうだいのワンオペ育児に慣れすぎた3児の母。育児を通して気づいたこと、学んだこと、何気ない日常を描いたマンガをSNSやブログに投稿しています。

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