子育てが初めてのお母さんも、そうじゃないお母さんも、できることなら自分の母乳で育てたい! そう思う方は多いと思います。私自身も、子どもを母乳で育てたいと思ったひとりです。今回は、私が母乳育児を続けるために実践したことを紹介します。
1.たんぽぽコーヒーを飲む
母乳育児の強い味方、たんぽぽコーヒー。味で賛否が分かれるようですが、私はほんのり黒糖のような甘みがあるように感じました。
30袋入ったティーバックタイプのものを1,000円前後で購入し、1日2~3杯を目安に飲みました。だんだん母乳の出が安定してきた3カ月ごろからは、毎朝体を温めるためにホットで飲んでいましたよ。
2.とにかく頻繁授乳をする
よく「3時間ごとに授乳しましょう」という話を耳にしますが、実際の母乳育児では、3時間どころが1時間も間隔が空かないこともあるかと思います。授乳間隔が短いことから、私は余計に母乳が出ていないと思い込み、子どもが泣くたびに授乳をしていました。
けれど、この頻回授乳が功を奏したのか、数カ月経つころには母乳の出も安定してきたように思います。授乳間隔が短いと睡眠はまともに取れませんが、数カ月のがまんだと思って、とにかく子どもにおっぱいを吸わせていましたよ。
3.きちんと水分補給をする
母乳育児では、よくおなかが空くという話を耳にしますね。食べることももちろん大事ですが、水分を摂ることも大事です。夏場はどうも母乳の出が悪く感じ、保育士さんに相談したところ、夏場は汗で水分を失うのでいつも以上に水分補給を心がけるよう教えてもらいました。
お水などの飲み物だけでなく、食事の際には必ず汁物をつけるなど、無理なく続けられる工夫をしました。ほかにもケーキや揚げ物など、油分の多いものはできるだけ摂らないように心がけていました。
母乳育児に励み、悩みながら育ててきた息子も、もうすぐ1歳になります。今思い返してみると、外出したときはいつもより授乳間隔が空いていたこともありました。子どもも別のことに意識が向くと忘れちゃうのかもしれません。あまり考えすぎないことも大事ですね。
著者:加藤一華
一児の男の子ママ。専業主婦で祖父母と同居。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。