夫との認識の差を埋めるべく、夫の育児機会を増やそうと息巻くゆのさん。拒否されないか心配しながらも、まずは平日帰宅した夫にゆらちゃんのお風呂をお願いします。すると夫は、ゆらちゃんとのお風呂を快諾し、お風呂から出たあとも「幸せだった」と喜んでいる様子。
ゆのさんは和室を寝室にして、新たな寝かしけ方法を試みることに――。その結果はというと……!?
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「夫の育児機会をもっと増やそう!」と決意したゆのさんは、夜中のおむつ替えや休日の寝かしつけ、お風呂など、いろいろと夫にお願いすることに。その一方で、ゆのさんは和室の寝室化を進めます。
そして、ついに初めてゆらちゃんが和室を寝室にする日。夜を迎え、ゆのさんとゆらちゃんは和室に向かいます。絵本の読み聞かせを終え、ゆのさんが体を起こした瞬間、ゆらちゃんは火が付いたように泣き始めてしまいます。その泣き声に、ゆのさんは心臓がぎゅっとなってしまうのでした。
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ある小児科医曰く、睡眠は体内時計を調節する役割をもつメラトニンというホルモンの影響を受けているそうです。そしてメラトニンは光で分泌が抑えられて暗くなると増えて、睡眠を促す働きをするとのこと。そこで、良い睡眠をとるためには、夜間は暖色系の明るさにして、入眠の前から暗くする、さらに豆電球のような小さな光も消すと良いのだそう。また、朝は決まった時間にカーテンを開けて光を浴びさせることで、赤ちゃんの朝昼の区別がついて生活リズムが整っていくのだとか。
ゆらちゃんの安眠のため、遮光を中心に和室の寝室づくりを進めたゆのさん。遮光テープや遮光カーテン、黒色のフェルトなどで徹底的に光を遮っていましたね。今回は泣いてしまったゆらちゃんですが、少しずつ良い方向に進むと良いですね。
監修/助産師 松田玲子