生理日移動にピルを内服
旅行の日程初日が、まさかの生理初日と丸被り。生理日の移動について調べてみると、ピルを内服することで生理日を早まらせることも遅らせることもできるそうです。
生理を遅らせるには旅行中もピルの内服が必要となることがネックです。そのため子どもの妊婦検診で通院したことのある産婦人科を受診し、生理を予定より早めたいと医師へ相談しました。
ピルには低用量ピルと中用量ピルの2種類があり、ネットの情報では生理日移動には中用量ピルが用いられることが多いとのこと。しかし、中用量ピルは低用量ピルよりも副作用が出る可能性が大きいようなので、そのことも含めて相談しました。
医師に薬の種類を検討してもらい、低用量ピルで生理日を早まらせる方法に決定。受診したその日からピルの内服が始まりました。
副作用もなく、生理日移動に成功!
受診した際にピルの副作用について説明を受けました。一番心配な症状は「血栓症」と呼ばれる血液中に血液の塊ができてしまうもの。血栓が血管に詰まることによって心筋梗塞や脳梗塞の危険があると説明を受けました。
ネットで調べてみたところ、40代以降では副作用の血栓のリスクが高まるため、ピルの処方を断られるパターンがあるとのことでしたが、今回は一時的な内服になるからかそのような話を医師からされませんでした。
血栓症で一番多いのは足の血管に詰まるもので、むくみや足に痛みが出たときはすぐに相談するよう言われました。ほかには吐き気、頭痛、めまいやふらつきが出る可能性があることも伝えられました。
処方されたピルは28錠が1シートになったもので、そのうち後半の7錠はピルではなく偽薬なのだそうです。28日間毎日内服を継続することで、生理最終日はシートの終了日の28日後となります。
私は受診したのが生理中で旅行日程は1カ月後だったため、受診後すぐにピルの内服を開始。内服初日、2日目になんとなく体調がいつもと違う、体が重いような症状があったものの、3日目には気にならなくなりました。
そして大きな副作用が出ることもなく、無事に旅行前に生理が来ました。旅行の荷物に生理用品という余分なものを持たなくてよいし、トイレの心配もしなくてよい、快適な旅行に出発です!
思い返してみると安定していた生理前
旅行から帰って、ふとピルを内服した1カ月について思い返してみると、気持ち的にも肌の面でも、安定した期間だったことに気付きます。生理前にあるイライラや爆食い、寝ても寝ても眠い感じはもう仕方ないと思っていましたが、今回は生理前の期間も通常と同じ精神状態で過ごせました。
もともと生理痛はあまりないほうですが、出産を期に生理期間にはなんとなく下腹部が重だるい感じがしていました。今回は下腹部の違和感はありましたが、痛みや重だるさは感じず、生理前、生理中にファンデーションのノリが悪いと感じることもなかったです。
これらの症状は生理につきもので仕方ないものだと諦めていましたが、改めて調べてみると「もしかしてPMSだったのかも」ということに思い当たります。今回については生理日移動が目的で内服したピルでしたが、それにより心身ともに安定した生理前期間を送ることができました。
まとめ
いつもは笑って許せる子どものいたずらも、生理前はイライラして怒ってしまうことがありました。生理前だから仕方ないと諦めていたのですが、ピルを内服したことで親子でニコニコの生理前期間を過ごすことができたと思います。これは何より一番大きかったです。
今回は生理日移動のため、期間限定でピルを内服しましたが、PMSのような症状が治まるようであれば内服継続もありかなと思っています。しかし、血栓のリスクはもちろん、40代以上のピル内服は注意が必要とも言われているようです。PMSに関しては漢方やサプリという選択肢もあるようなので、医師と相談して今後の内服を検討していきたいです。
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