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「生理で休むなんてサボり」過去に言われた言葉がトラウマ→社会人になった私が涙したワケは

生理痛がひどく、痛みがピークになる生理がはじまってから3日間は、大事な予定を入れることができなかった私。そんな私が救われた出来事をお話しします。

「生理で休むなんてサボり」過去に言われた言葉がトラウマ→社会人になった私が涙したワケは

 

ひどすぎる生理痛

初潮から生理痛がひどいと感じていた私。何度か婦人科を受診したことがありましたが、異常は見つかりませんでした。

 

生理痛の症状と同じくらいつらかったのは、誰もこの症状を理解してくれなかったことです。私の周りには生理痛が重い人がおらず、特に母には私が生理痛で家で寝込んでいると毎回責め立てられて……。また、学校を欠席したり、授業中に退室して保健室に行ったりすると、友人から「それはサボりでしょ」と言われ、悲しい思いをしたこともあります。

 

それでも学生の間は周りに何を言われてもつらいときは休むことができましたが、社会人になるとなかなか簡単に休むことはできない……そう感じていて……。

 

社会人になり初めて…

就職したばかりだった私は、ひどい生理痛がある日もかなり無理をして勤務していました。すると、私の様子を心配してくれた先輩がいたのです。事情を話すと、先輩は嫌な顔1つせず、「つらいよね。すぐ休んで!」と言ってくれました。

 

私が休むことで先輩に迷惑をかけてしまう状況でも「更衣室で横になっていたほうがいいよ」「上司にはうまく説明してあげるから」と言ってくれて、私は涙が出そうなほどうれしかったです。

 

その先輩のおかげで、少し長めに休憩を取らせてもらいながらですが、生理期間中も欠勤することなく安心して勤務することができました。

 

 

生理痛やそのほかの生理症状は個人差が大きいものだと思います。そのため、自分がどんなにつらくても完全に理解してもらうことは難しい部分もあると感じてきました。つらい生理痛を抱える私はそれがとてもつらかったですが、職場の先輩の懐の広さには本当に救われました。私自身、定期的な婦人科の受診をして自分の体と向き合いながら、困っている人や悩んでいる人がいたらそっと手を差し伸べたいです。

 

著者/匿名
監修/助産師 松田玲子

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

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