「パパが洗濯するとくさい」
はじめに気が付いたのは、小3の長男。夫と長男で洗濯物を取り込んでいたので、そのときに気が付いたようです。私が洗濯物を嗅いでみると、フローラルな香りが鼻に刺さりました。
「何を使ったの?」と夫に聞くと、「職場の女の子が良いにおいだったから、その子が使っている柔軟剤と消臭ビーズを聞いて買ってみた」とのこと。私と長男が柔軟剤が苦手ということは夫も知っていましたが「良いにおいだから大丈夫だと思った」と、夫に悪気はない様子。
それでも私の心に引っかかるのは「職場の女の子が良いにおいだった」と、同じ柔軟剤を買ってきた夫の行動です。「そもそも、女性にそんなこと聞いて同じにおいで出勤して、気持ち悪いと思われたらどうしようとか思わなかったの?」と私が聞くと、不思議そうな顔で「なんで気持ち悪いの?」と聞き返してくる夫。
夫がその女性だからではなく、単純に香りが気に入っただけということは理解できましたが、しばらく私の心にモヤモヤした気持ちが残りました。
その日に洗濯した私と子どもの分は洗い直し、今後について決めることに。子どもと私の服、タオルなどは私が、夫は自分の服を洗濯することになりました。夫が購入してきた柔軟剤は大容量のもので、使い切るまでしばらくかかりそうです。「夫に突然柔軟剤を聞かれた女性が、夫の行動を不快に感じていないといいな」と、制服姿の夫を見て思う私でした。
著者:安藤 はるか/女性・主婦/小3、年長の男の子と2歳の女の子のママ。カラーセラピストとしてお悩み相談のサービスを運用中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)