無職の彼からプロポーズ
私が当時お付き合いをしていた彼は、旅をするために大学を休学。その後、大学を卒業してから、一般企業に就職をしました。しかし「ある夢」があり、諦めきれずすぐに退職してしまったのです。
その後は派遣社員や短期アルバイトで生活費を稼ぎ、再び海外へ勉強をしに行きました。帰国後にプロポーズをされて結婚をすることになったのですが、当時の彼は無職。社会人になってからも働いていた期間は数年だったこともあり、貯金は予想通りかわいらしい金額でした。
ですが、プロポーズを受けた私は結婚をすることに決めたのです。
すべては夢のためだとわかっていた
彼の夢とは、お店を開業すること。その夢は、もともと私も思い描いていたものでした。同じ夢を追いかける者同士で話が合い、お付き合いに発展していたのです。
だからこそ、彼が海外へ行ったり、短期のアルバイトをしていたり無職の期間があったりということも「夢のため」ということがわかっていました。彼が頑張っている姿を見ていたからこそ「この先もずっと一緒にいたい」と思えたのです。
お金はない。それでも…
お金に関してはお互いに働いて稼げばいい。それより、私を想ってくれてかつ尊敬できる人は彼以上にいないと私は思っていました。
当時の彼に会った私の親は、貯金はあったに越したことはないけれど彼の人柄に惚れてくれたこともあり、結婚を快諾してくれました。さらにお互いの両親は、追いかけていた夢の応援もしてくれてとてもうれしかったです。
当時の彼にはお金はありませんでしたが、夢と愛があふれていました。「それだけでは食べていけないよ」と周りの人たちから言われたこともありましたが、大好きだった私は彼を信じ結婚をすることに。そんな彼と、これからもずっと一緒に過ごしていきたいです。
著者/松 茉莉花
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