閉経を前に不規則になる生理
もうすぐ50歳という時期にだんだんと経血量が減り始めていた私。けれど、あるときから急に経血量が増えたことがありました。タンポンと夜用の超吸収ナプキンを使用していましたが、2時間ほどでナプキンの容量を超えてしまうくらいの量。
そんなある日、私は姪の結婚式に招待されました。もともと着物が好きだったので、私は着物で出席することに。そして当日、着付けを済ませると同時に下半身に違和感が。トイレへ行くと……まさかの生理がきていたのです!
そのころの私は生理周期が不安定になっていて、このとき1〜2週間前に生理が終わったばかりでした。
座っていた椅子が…
経血漏れが心配でしたが、もう着替える時間もありません。不安を抱えたまま、私は披露宴会場へ。披露宴開始から1時間半が経ったころ、一度トイレに行っておこうと席を立った私は絶句しました。なぜなら、座っていた白い椅子に赤い点々がついていたからです。
隣に座っていた妹におしりの部分を見てもらうと……時すでに遅し。着物には赤いシミができていました。近くにいたスタッフの方に相談してタオルと膝掛けを貸してもらい、それを腰に巻き急いでトイレへ。トイレで再度確認すると、黒色の着物に大きな染みがついてしまっていて……。タオルで何度か拭き取りましたが、どうにもなりませんでした。
落ち込んだ私は、その後トイレにこもりきりに……。せっかくのお祝いの席なのに、経血漏れという大失敗で周りの人たちに心配と迷惑をかけてしまいました。姪の晴れの日に水を差してしまって申し訳なかったです。
姪の結婚式という大事な日に、まさか生理で失敗するとは思いませんでした。式場のスタッフの方にも迷惑をかけてしまい、とても反省した私。閉経が近づくにつれ、ホルモンバランスの影響で体に変化が表れることを改めて学び、今は万が一の備えて生理用品を持ち歩くなど対策を取るようにしています。
そして着物はしばらく封印。今後も年を重ねるごとにさまざまな体の変化が起こると思うので、その都度しっかりと向き合っていきたいです。
著者/匿名
監修/助産師 松田玲子
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