デートなのに生理がきてしまった!
そんなある日、彼と日帰りのドライブデートをすることに。「生理がくるかもしれない」なんて想像もせずに楽しみにしていました。しかし、タイミング悪くドライブ当日の朝に生理がきてしまったのです。
彼に迷惑をかけないように、生理だと告げずドライブに出かけましたが、出発直後から生理痛がどんどんひどくなってきて……。「男性には生理の理解は難しい」と思っていた私は、彼に悟られないようにと痛みに耐えていたのですが……そんな私を見て彼が声をかけてくれたのです。
彼のやさしい対応に感謝
「体調悪い? 大丈夫?」と。私は彼に心配をさせてしまったと申し訳ない気持ちでしたが、声をかけてもらえたことで不思議と安心感も覚えていました。そして、急に生理がきてしまったことと、生理痛がつらいことを正直に伝えました。
すると彼は「無理しちゃだめだよ 」「我慢しないで言ってくれたほうがうれしい」と嫌な顔せずに受け入れてくれたのです。
その後、急きょデートの予定を変更。そのまま車で薬局に薬を買いに行くことに。彼が「空腹で薬を飲むのは良くないから」と言ってくれ、軽食も買いに行くことになりました。結局、その日は引き返しておうちデートとなりましたが、1日、私の体をいたわってくれた彼には感謝の気持ちでいっぱいです。
理解のある彼に救われた
これをきっかけに、私は生理不順であることと、生理になると生理痛だけでなく、さまざまな体調不良があることを彼に話しました。すると彼は、実は私の体調不良に気づいていたようで、生理について触れていいのかわからず、体調が悪そうでも自ら聞きにくかったことを話してくれました。
そのため、私は生理管理アプリを共有することを彼に提案。彼にも体調のリズムを把握してもらえるようにしました。共有したことで、つらいときは彼が積極的にサポートしてくれるようになり、そのたびに彼のやさしさを実感しています。
「男性は生理のつらさを理解してくれない」と思っていたのは私の先入観でした。今ではストレスをためないように、生理でつらいときはリラックスする時間を設けるなどして、体をいたわるようにしています。とはいえ、生理痛があまりにもひどい場合は、病院の受診も考えたいです。
今回彼から受けた気づかいをきっかけに、何か彼が困っていたり、体調が優れないことがあれば私も彼を全力でサポートしたいという気持ちになりました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者/和花 彩花
監修/助産師 松田玲子
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