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「お母さんの悩みじゃなくて…」医師の冷たい言葉にぼうぜん。通院する意味わからなくなり… #学校に行きたくない32

「学校に行きたくない」第32話。ねこじまさんの長男・まっちくんが小学1年生のときのお話です。入学式のときから「早く帰りたい」と連呼していたまっちくん。4月に入学してからすぐ、「学校に行きたくないよぉ」と登校しぶりが始まりました。

小さなころから常同行動や強いこだわりなどがあり、集団の中で順番や列を覚えるのが苦手だったまっちくん。発達検査を受けたものの、診断名はつかず、「年齢とともに緩和してくることもあるので、様子を見ましょう」とのこと。悩みを解決する糸口が見つかればいいなと期待していたねこじまさんは、悶々としてしまいます。

結局あまり登校できないまま1学期が終了。あっという間に夏休みが終わり、2学期が始まりました。

2学期が始まると、まっちくんの登校しぶりはますますひどくなってしまいます。そんな中、予約していた大学病院の心理発達科を再び受診することに。

 

事前に先生に聞きたいことをメモして、診察に臨んだねこじまさん。しかし、ねこじまさんがまっちくんへの対応に困っていることを話し始めると、医師から「お母さんじゃなくて、本人の困りごとは?」と遮られてしまいました。

 

まっちくん自身、「困っていることはない」という返答だったので、今回も医師に「慣れたらまた変わってくるでしょう」と、サラッと言われてしまったのでした。

 

その後、この診察に意味はあるのだろうかと疑問を抱いてしまったねこじまさんは……。

 

相談したいだけなのに、間違ってた?

#学校に行きたくない32

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#学校に行きたくない32

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診断名もつかず、言われることはいつも同じ……。

受診する意味がわからなくなってしまい、つらい気持ちになったねこじまさんは、もうこの病院へ訪れるのをやめることにしました。

 

これまでの医師の言葉や態度によって、「私の悩みはたいしたことないのだろうか」「私が大げさにしてしまっているのだろうか」「でも、それで片付けていいのだろうか」と悩んでしまったと振り返ります。

 

 

SNSのコメント欄には、


「医師にとっては大勢いる患者のひとりかもしれないけど、受診する人はみんな、大切なわが子を思って来ているのだから、もう少し言葉を選んで寄り添ってほしい」

 

「一時期、長男を発達センターに連れていったとき、『他の子と比べてどうか、周りに迷惑をかけてないかよりも、お母さんが困っていなければいいんですよ』と言われて、気持ちが救われました」

 

「たしかに本人の困りごとをどうするかは大事だけど、その子を見守る親だって相談したいことがあると思います。子育てのいろいろな場面で、もう少し保護者への支援があってもいいのに。保護者の心に余裕がないと、結果的に子どももしんどい思いをしてしまう気がします」

 

など、病院・親・子の関係性について、多くの意見が寄せられました。

 


人にはそれぞれ悩みがあります。すがるような思いで受診したときに、機械的に判断されるだけでは悲しくなってしまいますね。悩みに寄り添ってくれて、自分や子どもと相性が良いと思える医師に出会うために、病院を変えてみることも一手です。

 

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      お母さんがしんどいならこの病院行かなくていいと思う!

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターねこじま いもみ

    2012年生まれ長女、2014年生まれ長男、2020年生まれ次男。年の差きょうだいのワンオペ育児に慣れすぎた3児の母。育児を通して気づいたこと、学んだこと、何気ない日常を描いたマンガをSNSやブログに投稿しています。

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