夫もスクールカウンセリングに参加してタクくんのことを理解してくれ、適切な支援を受けるために病院で発達障害の診断を受けることを決意しました。
花雲先生の紹介状を持って、診断を受けるためにタクくんと一緒に大きい病院へ。すると、待ち受けていたのはとんでもない医師でした。
その男性医師は、「発達障害なんて昔はなかった。先進国にだけあることで、甘え」「この子はIQがあるから、怒られても許してもらえるとわかっているんだ」などと心無い発言を連発。
さらに、子どもの叱り方の例と称して、何度ももっつんさんの肩を叩き、怒鳴り、これまでの接し方を否定したのです。
この経験はもっつんさんのトラウマになってしまいました。
そのことを夫に話すと……。
ありえない!絶対に行っちゃダメだ!!
もっつんさんから話を聞いた夫は激怒!
「そんな診察ありえない! 絶対に行っちゃダメだ!!」「妻を泣かせるような医者に、大事な息子を任せられない!!」と、病院に行かない決断を下してくれました。
いろいろな人に相談し、花雲先生のサポートがあってここまで来られたからこそ、もっつんさんは「人に迷惑をかけるから……」と抱え込んでしまったのかもしれません。
妻の話を聞いて本気で怒り、妻と子どもを守ってくれる頼もしい夫がいて本当によかったです。ショックなことがあったとき、何でも相談できる家族の存在は、とても大きなものですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。