お気楽な専業主婦だったのが…
独身のころから会社を経営していた夫が、私より5歳年下の49歳という若さで急性心不全のため亡くなりました。それまで夫の会社の事務をちょこっと手伝うだけのお気楽な専業主婦だった私が突然、会社の整理、死亡による手続きなどいろいろおこなわなければならなくなったのです。
急にのしかかってきたプレッシャーにあたふたするとともに、これからは私が息子たちの日常を守っていかなきゃいけないんだという現実を前に、どう考えても夫の死を悲しんでばかりはいられない状況でした。
会社の整理が終わったら、私も新たに収入を得る道を探さないと! でも、20年近く実務から遠ざかっている更年期女子を誰が率先して雇ってくれる? すぐに職を得るのは難しいかもしれない。では、今後の生活をどう変えていくべきかを考えてみました。
まずは節約、今までの無駄づかいを見直し
とりあえずの収入が見込めないのだから、これはもう支出を抑えるしか道はない。まずは現状を分析してみて、すぐに減らせそうな支出を洗い直しました。
◎定期購入しているサプリや化粧品を解約
40代に突入してからエイジングケアが気になり、ついついエイジングケア用の商品を試してみては定期購入を続けていた私。「これだけは手放せない!!」というサプリ1種類だけ残して、他はすべて解約したら月額約10,000円の支出減。
◎携帯電話のプランを見直し
夫の携帯電話には仕事の相手先から連絡があるため、すぐには解約が難しいので、名義変更のついでにプランを見直しました。高校生の息子2人とタブレットの分もプランを見直して月々のデータ量を減らしたところ、これまた約10,000円お安くなりました。今までなんてもったいないことを!
他にも、洗濯機や食器洗浄機は電気代の安い深夜に使ったり、調味料など使い切れなさそうな食材は買わないようにしたり。日々の生活を見直してみると、節約できるポイントが山ほどありました。大反省です。
人生を楽しみつつ収入を得る方法を模索
夫が突然亡くなってしまったことで今後の生活が不安なのは当然ですが、その一方で「人生こんなに急に終わっちゃうのね……」という現実を目の当たりにすると、さすがに人間あれこれ考えました。55歳になった今「何かやり残したことはないか」とか、自分は「本当は何がやりたいのか」とか。
実は今こうやって記事を書いているように、私は文章を書くことが大好きで、現在WEBライティングを勉強中です。自分のブログを立ち上げて、それで収入を得られるようになるのが理想ですが、現実はそんなに甘くないはず。思うように収入につながらない場合は、別のアクションを起こす必要も出てくるでしょう。
ですが、とりあえず夫の会社の整理が終わるまでしばらくかかるので、その間は好きなことを仕事にできるようにチャレンジしていくつもりです。
まとめ
夫が突然亡くなってしまって母子家庭になり、最初は不安しかありませんでした。今ももちろん不安のほうが大きいですが、とにかく今できることをするしかありません。息子たちとのこれからの生活を守るために、大々的な節約と新たな収入源を模索しながら、人生の後半を充実させたいと思っています。
最後に、「人生いつ終わるかわからない」という現実に改めて気付かせてくれた、そして今まで仕事一筋で頑張ってくれた夫に心からの感謝を。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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