初対面は好印象だった
私たち夫婦は、結婚前にお互いの親へあいさつはおこなったものの、それぞれの兄弟・姉妹には会わないまま籍を入れました。
また結婚式も新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて延期していたため、結婚した翌年に初めて義兄や義姉、またその家族と会うことになったのです。
義兄や義姉とは初対面でしたが、歓迎ムードで出迎えてくれたため、とても安心しました。
違和感を覚えて
しかし時間が経つにつれ、徐々に義兄や義姉に違和感を覚え始めたのです。その違和感とは、義兄や義姉が1度も目を合わせてくれないということです。
会話も、それぞれの話に私が参加するか、私や夫が義兄や義姉に話題を振るかのどちらかで、向こうから話しかけてくれることはありませんでした。これに気づいた私は「最初は歓迎してくれたように思ったけれど、もしかして嫌われてるのかな……?」と不安になりました。
夫に相談すると予想外の答えが
夫に相談しましたが、夫は「嫌われてる?そんなわけないでしょ~」とまったく取り合ってくれません。
けれど、夫に「2人とも俺と一緒で人見知りなだけだよ」と言われて、たしかに夫は出会ったばかりのころ、まったく目を合わせてくれず、自分から話題を振るのも苦手だったな……と思い出しました。
そして義兄と義姉の態度が出会ったころの夫そっくりだったことに気づいたのです。
その後、お盆や年末の帰省を繰り返すうちに徐々に打ち解けてることができました。目が合う回数や楽しく話せる回数も増えてきたように思います。義兄も義姉も打ち解ければ、非常にやさしい人たちだったため、これからも仲良くしていきたいです。
著者/百田
イラスト/Ru
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