毎回、仕事を休んで義母に付き添っていた大学病院の定期検診。今回は義母が直接義姉にお願いしたということで、仕事に向かう予定だったまる子さんですが……。案の定、いつの間にか家から病院内での移動まで、仕事を休んで付き添いをすることになっていて、義母双子説が再びささやかれたのでした。しかし、思った以上に義母の症状は足踏み状態が続いていて……。
自分から寝たきりになろうとしてます?
そのセリフ、医師に言ってください……。
寝たきりにならないよう強い口調になるのは義母のため、家族のためなのに思いが通じないので、私もさらに感情的になり……。近くで聞いていた夫が口を開きました。
義母と一緒に診察室で医師から同じ話を聞いたはずなのに、捉え方が違っていて……。
私たちが寝たきりにならないために体を動かすように促すも、義母は「転んだら寝たきりになるから。寝たきりにならないために家の中で生活していていい」と言っていたと受け取っていて……。相変わらず部屋で過ごす日々です。
そんなある日、キッチンに義母がやって来て……。
圧迫骨折からだいぶ時間が経過していましたが、相変わらず痛みは続いているようです。しかし、整形外科は処方される薬が気に入らないか嫌と言って、とにかく横になってばかりいます。
このままでは寝たきりになってしまうので、医師からも言われたように少し散歩に出てみようと誘うのですが、医師から外出が止められていると聞いたことがない話を展開してきました。
自分で病気を治そうともしないでわがまま放題の義母に、私はついに堪忍袋の緒が切れてしまいました。どんな反応を見せるかと思っていましたが、義母は元気よく反撃。口はまだまだ絶好調のようです。
そんなふうに過ごしているうちに、お盆がやって来ました。義母は、久しぶりに義父へ煮物を作ってやりたいとキッチンに立ちます。それを微笑ましくみていたのですが、なんだか様子が変……。
なんと、ガラス製の鍋のフタが重くて開けられなくなっていました。想像以上に、体力は落ちているようです……。
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病み上がりで思ったように体が動かせない中、義母は家事や散歩をするのは少し不安があるのかもしれません。サポートしてくれるまる子さんたち家族や医師を信じて、寝たきりにならないよう体力をつけてほしいですね。
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