大勢集まった施設担当者のうち3名と面接することになったエェコさん。しかし、お父さん本人への説明についてすっかり失念していたのです。自分が倒れたことも忘れて「ここはどこ?」と毎日聞くお父さんに、何と言えば了承してもらえるのか戸惑います。 一方、施設からの説明が進んでいき……!?
施設からの説明が始まった面接
父本人を呼びに行ってもらっている間、説明を受ける私。生活援護課が見つけてくれた施設は、わが家から電車で30分ほどの立地にありました。「近くて助かる……!」と思わず涙していると、「入居に際してのお見積書です」と書類を手渡されます。
お見積り書とな!? 見ると、敷金17万円、月額利用料4万1,000円などの金額が列挙されていてビックリ!
「ここここれ、私が支払うんですか?」と嘔吐状態だった私ですが、これは内訳の説明資料であり、実際は生活保護と年金でまかなえるため負担する必要はないとのことでした。あぁよかった……。また、生活保護を受けているため現金の差し入れはダメとのこと。物品の贈り物はあまりうるさく言われないそうです。
施設の担当の方が輝いて見えるほどありがたかった私。「あああああああありがとうございます」と喉を詰まらせながら感謝を述べるのでした。
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お父さんが入所することになるであろう施設は、エェコさんの自宅から電車で30分ほどと近場にあってとても便利そう。突然渡された「見積書」にはビックリでしたが、単なる内訳の説明で、生活保護と年金でカバーできるとあって本当によかったです。公的支援のありがたさが身に染みますね。
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