フミエからの電話はレジャーシートに入っていた100万の話で、ほぼこの人ではという人を見つけたと言うのです。話によると、フミエの母が友人藤本さんを久しぶりに見かけたので声をかけると、3カ月前に夫を亡くし、気分が落ち込んでいたとのこと。それだけでなく、敷物にしまっていたお金がなくなったということなのですがーー!
親友の母が見つけてくれた、100万の持ち主情報は本物?
藤本さん夫婦は夫の生前、お互いに何かあったときのために100万円を置いておいたのですが、そのお金がなくなったとのこと。防犯対策として隠していたのものの、亡くなった夫は認知症も少しあったので間違って捨て、その隠し先が遠足などで使う敷物の袋だったと言うのです!
その話を聞いたフミエの母はピンときて、藤本さんにそのお金が戻るかもしれないと伝えたと話し、驚くアカリさんにフミエは藤本さんがその敷物を使ったときの写真があると言って送ってくれました。
アカリさんのスマホに届いた写真は、藤本さん夫婦がハイキングか何かで出かけたときのもので、2人が花柄の敷物を敷いてその上に座っているものでした。
その花柄の敷物はまさにアカリさんがリサイクル店で買ったものと同じもので、100万円の持ち主は藤本さんということが判明したのです!
◇ ◇ ◇
アカリさんの話をフミエを通して聞いていた母は、100万という金額と敷物に入れていたという藤本さんの話を聞いてピンときました。
アカリさんがずっと探し求めていた持ち主は、思わぬところで見つかったのです! 歌の歌詞にもありましたが、必死に探しているときには中々見つからず、いったんやめてみると見つかることは案外多いのではないでしょうか。
このほか、くまおさんはさまざまな日常マンガをブログで更新しています。ぜひチェックしてみてくださいね。