モニター画面に見知らぬ親子が…
私は仕事が忙しく、パソコンに集中。しばらくするとインターフォンが鳴りました。モニター画面には、見たことのない親子が……。誰だろうと思いながら出ると、ものすごく焦った声で「2階からあなたのお子さんが落ちそうです。ものを落としています。見てあげてください」と。
私は一瞬意味がわかりませんでしたが、すぐに2階の寝室へ向かいました。すると、息子がベッドの上に座っており、窓が全開になっているではありませんか! 家の外には枕が落とされていました。私は一瞬凍り付いたものの、そっと息子をベッドからおろして玄関まで連れて行き、教えてくれた親子にお礼を言いました。息子が落下したり、落下物によって誰かがケガをしたりしなくて本当によかったと思った出来事でした。
それからは、窓の鍵を二重ロックにする、窓の近くにベッドを置かないなど、何事もいろいろな想像力を働かせて事故防止対策をおこなっています。
※窓を開けた部屋やベランダで、子どもだけで遊ばせないようにしましょう。また、小さいお子さんが自分で窓を開けられないようにするため、ドアの上部など子どもの手が届かない高さに補助鍵をつけて事故を予防しましょう。
※窓のそばに、踏み台になるようなものを置かないようにしましょう。
著者:石川由奈/女性・看護師。3児の母。現在は保育園の看護師として働きながら個人事業主として在宅ワークをおこなっています。
イラスト:まげよ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています