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日本とフランスの文化の違いに驚き!フランスで育つ2歳の次男が見せた「優しいごめんなさい」とは?

私はフランスで4歳と2歳の男の子を育てています。次男はイヤイヤ期の真っ盛り。自分が気に入らないことがあると物を投げるので、私は何度も次男に注意しています。ある日、次男が投げたおもちゃがたまたま私の顔に当たり、私は激痛で声も出ません! すると、怒らない私を心配した次男がフランスならではの驚きの行動をとり、私は感動したのです。

 

兄弟ケンカをしたとき……

 

兄弟仲良く遊んでいると思っていたら、どちらかの泣き声が聞こえてくることが日常茶飯事。特に長男が次男に行き過ぎたいたずらをするので、最終的に次男は泣いて私のもとに来ます。

 

そのとき、長男が次男の頭にキスをしてなでると、次男は泣き止むのです。フランスでは「ビズ」といってキスはあいさつや謝るときに使います。

 

 

次男の投げたおもちゃが直撃!

 

ある日、次男はいつも通り戸棚の扉を開けてあらゆる物を探しては散らかしていました。私は次男に注意をして、次男が散らかした物を片づけていたのです。

 

すると、怒った次男は手元にあったおもちゃを投げ始め、たまたまその投げたおもちゃが私の顔に当たったのです。私は激痛で怒ることもできず、ひたすら痛みに耐えていました。

 

 

 

驚く次男の行動

 

すると心配した次男が、私の顔を覗きながらおもちゃが当たった場所をそっとなでて、キスをしたのです! 私はその次男の行動に感動し、とても幸せな気持ちになりました。次男は長男がいつも次男自身にする行動をまねて、「ごめんね」という意味を込めて私にしてくれたんだとすぐにわかったのです。

 

 

私は痛い思いをしたのに、次男の予想外の行動に感動し喜びさえ感じました。さらに、長男に対しても感謝の気持ちと「やさしい行動ができる」ように育ってくれているということがわかり、とてもうれしかったのです。幼児2人の育児は本当に大変ですが、喧嘩しながら兄弟間で日々学んでいるとわかり、その成長を感じることができた経験でした。

 

 

 

著者:岩見 エリ/女性・看護師/2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。

 

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)

 

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