料理や片づけをしてくれる夫に感謝!
私が出産に向けて里帰りしていた間、夫はひとりで過ごしていました。夫はひとり暮らしをしたことがなく、時が経つにつれ、静かな自宅でひとりで過ごすことにさびしさを感じていたようです。
私は2カ月の里帰りを終えて自宅に戻り、環境が変わって泣きじゃくるわが子をあやしたり、授乳したりなどでいっぱいいっぱいになり、食事の準備まで手が及ばずにいました。
そんな中、休日に夫が料理の準備や後片づけまでしてくれ、これなら何とかやっていけるかな……? という安心と、感謝の気持ちが出てきました。
素直に「やってくれてありがとう」と伝えると夫は……。
夫の家事は「やる気」次第!?
「このやる気がいつまでもつかわからないから、やる気があるうちにね!」と笑顔で返事する夫。子どもが生まれる前なら笑って済んだ返事ですが、赤ちゃんがいるのに家事をするか否かが「やる気による」などと言っていられません。
私は夫に「やる気の有無でされると困るんですけど?」とだけ言いました。育児もやる気によるの? やる気うんぬんではなくてやってくれ! と、内心ではツッコミが止まりませんでした。
里帰りを終えて、夫が家事を進んでしてくれたことには助かったのですが、それがやる気次第で変わるなど、そんなこと許されないから! という気持ちになった私。冗談でも、のんきなことを言わないでほしかったのです。これからが育児生活の本番なのに、このままでは先が思いやられるので、あえて夫を頼るようにしていこうと思います。
著者:たなかかな/女性・ライター。2023年8月生まれの男の子のママ。公務員の夫とともに初めての育児に奮闘している。個人事業主としてサービス業に従事していたが、出産に伴い在宅ワークに切り替え、ライターとして活動中。
イラスト:ミロチ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています