トイレまであと追いしてくる息子
2歳である息子は寂しがり。私がトイレに入ると追いかけてきます。トイレの鍵は以前息子が壊してしまい、常にドアが開けられる状態でした。
生理3日目だったその日、家族で遠出する予定があったので、私はタンポンを使用したいと考えていました。しかし、タンポンを入れようとトイレに入ると息子がトイレに入ってきて邪魔をしてきます。息子がいると集中できないので、おもちゃや動画で気を引いて、なんとかトイレから出て行ってもらいました。「トイレに入るのもひと苦労だな……」と思いながら、そのあと家族で出かけたのです。
取り出せない?
夕方帰宅してトイレに行くと、「そういえば朝入れたタンポンを取り出し忘れてる!」とハッとしました。
タンポンの説明書には1回の使用で8時間を越えてはいけないと書いてあります。私が気づいたときには8時間を少し越えてしまっていました。そのため「早く取り出さなきゃ!」と焦ってしまった私。しかし、どんなに探してもひもが見当たりません。鏡で確認してもよくわからず、「どうしよう! 取り出せられない!」とパニックに。
もう病院に行くしかないと思ったときに、夫が「どうしたの? 大丈夫?」と声をかけてくれました。
夫に相談することに
夫に事情を説明するのは恥ずかしかったのですが、出産のときも立ち会ってくれた夫。ここは恥ずかしがっている場合ではないと思い、確認してもらうことに。すると夫が「タンポンは入ってないと思うよ」と言いました。
私は「えっ?」と言葉を失うと同時に、一気に恥ずかしさがこみ上げてきました。そして、朝、タンポンを入れたと思い込んでいたのですが、息子に気を取られて実は入れていなかったということを思い出したのです。タンポンは入れていなかったものの、ナプキンをしていたため経血漏れはせずに済んでいました。
確認してもらう前も後も、とてつもない恥ずかしさに襲われた私ですが、夫は「勘違いでよかったじゃん」と言って、気にしていない様子だったのが唯一の救いだったかもしれません。
まずは落ち着くことが大事
息子に気を取られ、実はタンポンを入れていなかった私。私の場合、タンポンの使用経験が浅かったこともあり、思い込みや焦りから「取り出せない!」とパニックになってしまいました。まずは落ち着いて確認することが大切だと実感。そして、あのとき、嫌な顔をせず確認してくれた夫には感謝しています。
※タンポンの過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者/田中はぐみ
イラスト/マメ美
監修/助産師 松田玲子
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