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「頭皮が臭っているかも…」原因は間違ったケアだった!【体験談】

数年ほど前から頭皮の臭いが気になり始めましたが、ひどくはなかったのであまり気にしていませんでした。ですが、2023年の7月ごろから急にひどくなり、このままでは周囲の人に迷惑がかかるし恥ずかしいという思いから頭皮ケアを始めました。結局、原因は自分が間違えていたあることで、それを直したら症状が改善した話を紹介したいと思います。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
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もしかして、頭皮が臭っている?

梅雨が終わってから本格的な夏が来たころでした。職場の人がマスクを外し始めた時期でもあり、私もマスクをしないようになったのですが、急に気になるようになったのが自分の頭皮の臭いです。4年ほど前から少し気になってはいたものの、ひどい臭いというわけではなかったのでそのまま放置していました。

 

マスクを外し始めてから職場で席替えがあり、エアコンの風が後ろから当たるようになりました。頭皮に当たった風が自分の鼻に直接届くことで、自分の頭皮の悪臭に気が付いたのです。一体いつから頭皮が臭っているのか気になった私は、夜に洗髪をした後、後頭部から風を当てて頭皮の臭いを確認してみました。すると洗髪後にもかかわらず臭いが取れておらず、さらに時間がたつとひどくなっていることがわかりました。

 

それからは、誰かが後ろを通るときに自分の頭皮が臭わないかどうかが気になり、自分に話しかけてくる人が後ろに立つことも気にするように。「これはすぐ対処しないと!」と思い、頭皮ケアについて調べることにしました。

 

いくつか頭皮ケアを試してみた

「頭皮が臭っているかも…」原因は間違ったケアだった!【体験談】

 

初めにしたケアは、水で洗わない「ドライシャンプー」を使うことです 。夜の洗髪にプラスして日中のケアでおこないました。定期的に使うと臭いが軽減すると考えたのです。使ってみると臭いは抑えられているものの独特の香りがするので使いづらく、時間がたつとまた臭いが出てくるためあまり効果はありませんでした。

 

次におこなったのは夜の洗髪時に使っているシャンプーを変えることです。今までは1本1,000円程度のノンシリコンシャンプーを使っていましたが、それをやめ、大人臭を抑えるとうたっているシャンプーを使ってみました。洗髪後は臭いが抑えられとても良い感じでした。「これは期待できるかも!」と思ったのですが、次の日の朝に確認すると、また変な臭いが出始めていました。

 

「まだ他に原因があるのかな?」。そう思った私はあることを思い出しました。前にテレビで、「頭皮にもカビが生えるので、洗髪後はすぐに頭皮をしっかり乾かそう」という情報を見たことを。髪はドライヤーで乾かすけれど頭皮は完全には乾かし切れていなかったので、その日の夜から頭皮をしっかり乾かすようにしました。すると朝起きたときにはまだ臭いは出ておらず、4割くらい軽減されたと感じました。ただ、お昼を過ぎるとやはり臭いが出てきたのです。

 

 

あることで気が付いた私の間違い

「頭皮が臭っているかも…」原因は間違ったケアだった!【体験談】

 

これ以上どうすればいいのか……。悩んでいるときに白髪染めをしに美容室へ行きました。夕方に白髪染めとシャンプーをしてもらった次の日、お昼を過ぎても嫌な臭いがしてきませんでした。「あれ? どうしてだろう」と考えたのですが、考えられることは美容師さんが頭皮をしっかりこすって洗髪してくれたことでした。「もしかして頭皮をこする時間が短いのかも」。そう思った私はその夜からしっかりとこすって洗うように。そうすると次の日のお昼過ぎになっても臭いが出てこず、悩まされていた問題が簡単なことで解決してしまいました。

 

なぜ頭皮をこすらなくなったのかを考えると、以前通っていた美容室に原因がありました。抜け毛で悩んでいたときに通っていた美容室は抜け毛の相談もできるところでした。そこの美容師さんから言われたことは何点かあり、その中に「しっかり泡立てたシャンプーを頭に乗せるだけでこすらない」「洗髪後は髪を乾かさない」ということがあったのです。

 

私はそのやり方に疑問を持ったためしばらく通った後に行かなくなったのですが、そのときからなんとなく頭の中に「こするのは悪い」「乾かすのは悪い」という意識が残っていたように思います。

 

まとめ

臭いを抑えるシャンプーに変えたことも少しはプラスになったと思いますが、結局のところ問題は、私の場合、「頭皮をしっかり乾かしていなかった」ことと、「頭皮をしっかりこすって洗っていなかった」ことの2つだったようです。今考えれば、一時期通っていた美容室で教えてもらったことが、かえって頭皮の臭いにつながっていました。また、40歳を過ぎてから抜け毛がひどくなったので、なんとなく頭皮をこすると抜ける気がして自分自身で頭皮をこすることを制御していたのかもしれません。

 

抜け毛の心配もあるので抜け毛の対処法も調べながら、洗髪をするときはしっかり頭皮をこすって洗いたいと思います。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

イラスト/サトウユカ

 

 

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著者:葉月

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      私も気になってるので、ちょっと参考になりました。
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      頭の臭いってなかなかみんな気にしてることなんですね
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      洗濯物も生乾きだと臭いですもんね、、子育ての合間だと中々のんびり乾かせないんだけど世の中のお母さん方はどうやってツヤツヤ髪を維持してるんだろう

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