片付けや整理整頓が苦手な私
私は幼いころから片付けや整理整頓が苦手です。なぜなら、家族全員が私と同じように片付けを苦手としていたから。いいお手本となる人が周囲にいない環境で育ってしまったので、どのようにすればきれいに片付けられるのかわからないのです。ひとり暮らしをしていたときは、部屋が散らかっているのが当たり前で、不要であっても物を捨てられないまま部屋に溜め込んでいました。
結婚してからは、夫が整理整頓や片付けが得意なタイプだったこともあり、基本的に共有スペースの掃除は夫に任せるようになりました。しかし、私の部屋にかんしては、当たり前なのですが、私が使いやすいように自分で片付けるしかなく、当然のごとく散らかり放題になってしまって……。
片付けをしなさすぎて夫に怒られる
そんなある日、夫から「いつまで引っ越しの荷物を放置するんだよ! もう引っ越しから半年以上経ってるぞ!」と怒られてしまったのです。
実は引っ越しのタイミングで、今まで溜め込んでいた不用品や古くなっていたクローゼットを捨てたことで満足し、私は「部屋がかなりすっきりした!」と喜んでいました。しかし、引っ越し直後は仕事の繁忙期が重なってずっとバタバタしていたせいで、クローゼットの購入や荷ほどきが後回しになっていたのです。そのため、一時的に私は洋服の一部を段ボールからキャリーケースに詰め替えて、そこから出し入れして着回していました。
それがいつの間にか当たり前になってしまい、残りの洋服やら生活雑貨やらは段ボールに入れっぱなしのまま。クローゼットを買わなければいけないことすら忘れて半年が経ち、ついに我慢の限界を迎えた夫に怒られてしまったのでした。
だらしない自分の性格を反省
さらに、引っ越しのタイミングで私たち夫婦は「結婚式で使った品や記念品は部屋に飾る」と決めたにもかかわらず、こちらも私の部屋に半年以上放置されていて……。引っ越し直後に仕事がどれだけ忙しかったとしても、結局それは言い訳でしかなく、クローゼットを探したりディスプレイの配置を考えたり荷ほどきをしたりするのが、おそらく私の中でとても面倒なものに思えて、無意識のうちに逃げていたのだと思います。
私は夫の指摘にハッとして、あまりにもだらしない自分の性格を反省したのでした。
夫に指摘されたのはごく最近で、まだ反省を実行には移せていません。ただ、現在は仕事も少し落ち着いてきたため、徐々に荷ほどきやクローゼット探し、ディスプレイなどに着手していきたいと思っています。
著者/百田
イラスト/アゲちゃん
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