そんな中、今度は算数の教科書を紛失! 算数の教科書も理科の教科書と同様、机の中に入れたままにしていたはず……。
しかし自分の記憶に自信がなくなったイチくんは、「ぼくはなんてだらしないんだ!」と自分を責めてしまいます。
すると、隣の席のニコちゃんが教科書を見せてくれて……。
あまり怒らせないようにしないと……
隣の席のニコちゃんに明るく励ましてもらったイチくんは、嫌な気分が一瞬で吹き飛びまます。しかし、そんな2人の様子を友だちのゴウくんがとても険しい顔で見ていることに、イチくんは気づいてしまいました。
これまでのやりとりからも、ゴウくんがニコちゃんに好意を抱いていることを察したイチくんは、ゴウくんをあまり怒らせないようにしないといけないと思ったのでした。
友情と恋愛。これは大人になっても難しい問題ですよね。自分にはまったく悪気はなくても、いつの間にか誰かを怒らせたり傷つけてしまったりすることも。
仲良しのゴウくんに険しい表情で見られて、イチくんはとても驚いたことでしょう。